ユーヴェが史上初の6連覇達成、トッティ(左下)はローマに別れ [写真]=Getty Images
セリエA最終節が27日から28日にかけて行われ、今シーズンの最終順位が確定した。
史上初の6連覇をすでに決めているユヴェントスは、敵地でボローニャに2-1と勝利。最終戦を白星で飾り、6月3日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦へ弾みをつけた。
2位のローマはホームでジェノアと対戦。後半終了間際まで2-2と打ち合いとなった一戦は、アディショナルタイムにアルゼンチン代表MFディエゴ・ペロッティが劇的な決勝ゴールを挙げて3-2で終了した。勝ち点3を積み重ねて2位の座を死守したローマが、CL本戦出場権を獲得している。
日本代表FW本田圭佑が退団を表明したミランは、敵地でカリアリに1-2と敗戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許して敗れた。本田はキャプテンマークを巻いてフル出場。ミランでのプレーに別れを告げた。なおミランは6位フィニッシュとなり、EL出場資格を手にしている。ユヴェントスがコッパ・イタリアを制している関係で、繰り上げで出場権を得ることとなった。
7位のインテルはウディネーゼをホームに迎え、5-2と快勝。日本代表DF長友佑都はベンチスタートで、後半開始時からピッチに立っている。
一方、残り1枠となっていた降格枠はエンポリのものとなった。第37節終了時点で18位だったクロトーネが、最終節でラツィオを3-1で撃破。勝ち点を「34」として17位に浮上し、最終節でパレルモに敗れたエンポリを抜いて残留を決めた。
■セリエA最終節結果
ボローニャ 1-2 ユヴェントス
アタランタ 1-0 キエーヴォ
カリアリ 2-1 ミラン
サンプドリア 2-4 ナポリ
ローマ 3-2 ジェノア
トリノ 5-3 サッスオーロ
インテル 5-2 ウディネーゼ
クロトーネ 3-1 ラツィオ
パレルモ 2-1 エンポリ
フィオレンティーナ 2-2 ペスカーラ
■セリエA最終順位
1位 ユヴェントス(勝ち点91)
2位 ローマ(勝ち点87)
3位 ナポリ(勝ち点86)※プレーオフから出場
==========CL==========
4位 アタランタ(勝ち点72)
5位 ラツィオ(勝ち点70)
==========EL==========
6位 ミラン(勝ち点63)※繰り上げでEL出場
7位 インテル(勝ち点62)
8位 フィオレンティーナ(勝ち点60)
9位 トリノ(勝ち点53)
10位 サンプドリア(勝ち点48)
11位 カリアリ(勝ち点47)
12位 サッスオーロ(勝ち点46)
13位 ウディネーゼ(勝ち点45)
14位 キエーヴォ(勝ち点43)
15位 ボローニャ(勝ち点41)
16位 ジェノア(勝ち点36)
17位 クロトーネ(勝ち点34)
==========降格==========
18位 エンポリ(勝ち点32)
19位 パレルモ(勝ち点26)
20位 ペスカーラ(勝ち点18)
By サッカーキング編集部
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