伝統あるクラブの10番を身にまとった本田。ミランでの生活は必ずしも順風満帆ではなかった [写真]=Getty Images
日本代表FW本田圭佑がロッソネロのユニフォームを脱いだ。28日のセリエA最終節、敵地のカリアリ戦で移籍後初となるキャプテンマークを巻き、先発フル出場。この試合を最後に、約3年半のミラノ生活に別れを告げた。
本田は有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で、ミランでの日々をこう振り返った。
「終わってみればあっという間やったなということがまず1つと、どちらかと言うと、悔しさからの学びの方が多かった。明らかにね」
「その悔しい経験をした分だけ、僕は人としてまた大きくなれたと思っていて。それをまた次のクラブで、あと自分の事業や今後の活動を通じて生かしたい。何を社会にもたらせるかということについて、あらためて意志が強くなったというか。たくさんいろんなことに気づいた。それは3年半前には気づかなかったこと」
セリエAで通算81試合9得点という記録は、決して満足のいくものではないだろう。それでも2014年1月に入団して以降、どのような状況になろうと諦めずにベストを尽くし、最後まで自分を貫き通した。そんな中で本田が気づいたこととは何だったのか。
「そもそも自分は、成り上がるためだけにサッカーをしてきた。成り上がるという目標を決めたのは、成り上がったら自分の父親や家族を喜ばせられると思ったから。子供のときにそう決意したんですね。そこからすべての歩みが始まった。でもその結果、どんな道を歩んできたかというと、結構、人を傷つけてきた部分があったと思うんですよ」
次の移籍先はまだ決まっていない。来年のロシア・ワールドカップを見据えながら、「慌てずに決めたい」と話す。一体、どんな選択をするのか。「すっごいワクワクしている」と、本田の飽くなき挑戦は続く。
その他、『CHANGE THE WORLD by KSK』では、ミランでの最終戦についてや移籍に対する考えなどを語っている。
※本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。著作権者の承諾なしにコンテンツを複製したり、再利用することは禁じられています。
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