ローマ退団が決まったスパレッティ監督 [写真]=Getty Images
ローマは30日、ルチアーノ・スパレッティ監督の退任をクラブ公式サイトで発表した。
現在58歳のスパレッティ氏は、2005年から2009年までローマで指揮を執り、就任初年度にリーグ戦11連勝の記録を達成。2006年と2007年にはコッパ・イタリア連覇に導き、リーグ最優秀監督賞も受賞した。2009年に辞任したが、ゼニトでの指揮を経て、2016年1月にリュディ・ガルシア前監督の後任としてローマの指揮官に復帰。今シーズンは28勝3分7敗、勝ち点「87」の2位で終え、来シーズンのチャンピオンズリーグ本戦出場権を確保していた。
ジェームス・パロッタ会長は、同サイトを通じて、「クラブに復帰して以降のルチアーノ・スパレッティのハードワークと多大な貢献に感謝したい。今シーズンは彼の指揮のおかげで、セリエAでクラブ史上最多の勝ち点と得点数を記録した。ルチアーノの今後の成功を願っている」とコメント。
続けて、「クラブは着実に成長を遂げてきました。我々の価値観や哲学を共有でき、クラブの飛躍を助けてくれる新監督を招へいすることで、その成長を続けていけるはずです」と話した。
なお、スパレッティ氏は、日本代表DF長友佑都が所属するインテルの次期監督候補に名前が挙がっている。同クラブのテクニカルコーディネーターを務めるヴァルテル・サバティーニ氏は、イタリアメディア『Sky』のインタビューで、「スパレッティは候補者の1人に挙げられている。しかし、これから検討しなければならない」と明言していた。
By サッカーキング編集部
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