ミラン退団が決定的となったGKドンナルンマ [写真]=Getty Images
ミランは15日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが契約を延長しないことをクラブ公式サイトで発表した。
ドンナルンマの契約は2018年6月30日で満了を迎えるため、移籍金が発生する今夏での移籍が決定的となった。これまでマンチェスター・Uやレアル・マドリードなどのビッグクラブが関心を示しており、争奪戦となりそうだ。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、15日にミランのマルコ・ファッソーネCEO(最高経営責任者)とドンナルンマの代理人であるミノ・ライオラ氏が話し合いを実施。クラブは同選手にボーナスを含む年俸500万ユーロ(約6億円)のオファーを提示したと報じられていたが、新契約締結には至らなかったようだ。
ファッソーネCEOは、話し合い終了後にスポーツディレクターのマッシミリアーノ・ミラベッリ氏とともに会見を開き、同選手が契約延長を行わないことを発表。「ミノ・ライオラは私にドンナルンマの契約を更新しないことを伝えてきた。これは最終決定だ。我々はジージョ(ドンナルンマ)が新生ミランの支柱を担う守護神であると確信していた。辛いことだが、ミランは前を向いて歩み続ける」とコメントした。
ドンナルンマはミランの下部組織出身で、2015年10月25日に16歳と8カ月でセリエAデビューを果たし、そのまま正GKの座を確保。2016年9月1日にはフランス代表との国際親善試合に途中出場し、イタリア代表最年少記録の17歳189日でデビューを飾った。今シーズンもリーグ戦全38試合でフル出場し、ミランの守護神として君臨していた。
By サッカーキング編集部
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