近年はケガに悩まされ続けているヴェルマーレン [写真]=NurPhoto via Getty Images
ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)がバルセロナのベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンの獲得を望んでいるようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が30日に報じている。
2009年に1000万ポンド(約14億円)でアヤックスからアーセナルに加入したヴェルマーレンは、これまでプレミアリーグ通算110試合に出場して13ゴールを記録。チャンピオンズリーグでも31試合に出場し、ベルギー代表としても61のキャップを持つなど豊富なキャリアを誇っている。
ケガの影響もあって出場機会が減少したことから2014年にバルセロナへと移籍したものの、スペインでもケガに悩まされ、2シーズンでリーグ戦はわずか11試合の出場に止まってしまった。昨シーズンは出場機会を求めてローマにレンタル移籍を果たしたが、またしてもケガによって離脱。リーグ戦での出場は9試合に終わってしまい、シーズン終了とともにバルセロナに舞い戻っていた。
ヴェルマーレンにはWBAに加えてクリスタル・パレスも興味を持っているとされているが、両クラブとも近年負傷続きの彼が契約できる状態に戻っているのかどうかを見極めている状況のようだ。
かつてアーセナルのキャプテンも務めた31歳の同選手は、3年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たすことができるのだろうか。万全の状態ならば彼の経験を欲するクラブは多いと予想されるだけに、今後の動向が注目される。
By サッカーキング編集部
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