アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がらシーズンの展望を語った。31日付でイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
昨シーズンのセリエAでユヴェントス、ローマ、ナポリの強豪に次ぎ、4位と規模が小さいクラブながら大躍進を見せたアタランタ。
しかし、その活躍に貢献した期待の若手たちをビッグクラブが放っておくことはなく、シーズン終了後の予想通りU-21イタリア代表DFアンドレア・コンティやコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、イタリア代表MFロベルト・ガリャルディーニ(2017年冬にインテルに2年間の買い取り義務付きレンタル移籍)など、多くの主力がステップアップを求めて移籍を決断していった。
イタリアメディア『Sky』のインタビューに答えたガスペリーニ監督は、「昨シーズンは本当にエキサイティングだった。しかし、あの結果を繰り返すのは難しいだろう。今は目標を設定する時ではない。トレーニングを積んでいく中ででそれを見つけることができる。昨年もそうだったようにね」と、目標を改めて見直す必要があると語った。
さらに、「我々は重要なミッドフィールダーを失ってしまった。ケシエ、コンティ、ガリャルディーニがいない今、目標を設定し直すことは妥当だろう。こういうこと(主力の放出)はありうることだ。大きなクラブに行きたい選手を手助けすることがこのクラブの本質なんだ」と、選手の退団に理解を示した。