サンプドリアのチェコ代表FWパトリック・シックの争奪戦をローマとナポリが繰り広げていることが判明した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が27日に報じている。
移籍市場閉幕まで残り5日を切り、シックの移籍先についてサンポドリアのマッシモ・フェレーロ会長は「月曜日には列車に乗り、私の家があるローマに向かう。もし、ローマの幹部が私に会うことを望むのであれば、私はローマにいる。しかし、シックの獲得を望んでいるのはローマだけではない。ナポリも争奪戦を繰り広げている」と、シックの移籍先最有力と見られていたローマに加え、ナポリが参戦していることを明らかにした。
続けて「個人的には、シックがプロ選手として成長し続けることができるところに行ってもらいたい。一番いい移籍先は、ローマに行くことだ。まずはローマの幹部が私とアポイントをとらなければいけない」と、自らがサポーターでもあるローマへの移籍を願っていることも打ち明けている。