ジョヴィンコ、またも伊代表復帰ならず…代理人「これ以上何をすれば…」

ジョヴィンコ

これまでMLSで格の違いを見せているジョヴィンコだが、代表チームからは遠ざかっている [写真]=Getty Images

 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントFCに所属するイタリア人FWセバスティアン・ジョヴィンコの代理人であるアンドレア・ダミーコ氏が、同選手がイタリア代表に招集されなかったことへの不満をあらわにした。イタリアメディア『TMW』が7日にインタビュー内容を報じている。

 2015年1月にフリーでトロントFCに加入したジョヴィンコは、その年の年間最優秀選手に輝き、翌年はレギュラーシーズン28試合に出場し、17ゴール15アシストと並外れた成績を残した。

 今シーズンも27試合に出場、17ゴールを記録し、イースタン・カンファレンスを制したチームの主力として活躍。しかし、2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選プレーオフのスウェーデン戦に臨むイタリア代表への招集はまたも見送りとなっている。

 これまでもジョヴィンコの選外に苦言を呈してきたダミーコ氏だが、今回も「イタリア人の選手であれば、誰もが代表に呼ばれることを望んでいる。それはとても名誉なことだからだ。私はヴェントゥーラ監督に尋ねる必要があるね。ジョヴィンコは『これ以上何をすべきかわからない』と言っている。あとは監督の判断に委ねるよ」と、不満を示した。

 イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は前回のメンバー発表時に「MLSでプレーをしていることが選外の理由だ」と、その理由を明かしていた。これまでバルセロナなどへの移籍の噂が浮上していたが、欧州への復帰を決断することはあるのだろうか。

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