W杯出場へ窮地のイタリア代表指揮官、ジョルジーニョの起用を示唆

ジョルジーニョ

2016年3月に親善試合でイタリア代表デビューを飾ったジョルジーニョ [写真]=Getty Images

 イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が、13日に行われるスウェーデン代表との2018年ワールドカップ欧州予選プレーオフ第2戦を前にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応じた。

 第1戦を0-1と落としてW杯出場へ窮地に追い込まれたヴェントゥーラ監督は「両サイドが攻撃に出る2つのスタイルを我々は持っている。フォーメーションは大事なものであるが、決定的ではない。重要なのは戦う気持ちや闘争心だ。こういった気持ちを持ってプレーすれば、スポーツをする意味で、相手を苦しめることができる」とコメントを残した。

 さらに、フィジカルの問題を抱え欠場の可能性が高まるMFダニエレ・デ・ロッシと、その代役選手については次のように語った。「彼を諦める場合も起用できない場合も問題にはならないが、解決策を講じなければならない。何人かは回復に向かっているが、そうでない選手もいる。ベストの状態に回復するように最善を尽くしているところだ。もし、デ・ロッシが出ないなら、今の戦い方ではジョルジーニョが出る。もし戦い方を変えるとなれば、別の選手がプレーすることになる」

 ジョルジーニョはブラジル出身ではあるものの、祖父がイタリア人のため2016年3月の親善試合でイタリア代表デビューを飾った。もしスウェーデン戦に出場となればブラジル代表への招集はなくなる。

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