ドロー決着にも選手たちの健闘を称えたガットゥーゾ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第15節が3日に行われ、ミランはアウェーで最下位のベネヴェントと対戦し、2-2の引き分けに終わった。
これまで勝ち点0だったベネヴェントに初めて勝ち点を献上したミラン。ヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督の後任として、チームを始めて指揮したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が試合後にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応えた。
「判定は一切関係ない。10人での戦いを強いられたが、出場した選手には感謝している。彼らはベストを尽くしてくれた。今はこのような時期なんだ。今日は自分たちで傷を癒すが、フィジカルとメンタルのコンディションを改善しなければいけない。残念ではあるが、チームに咎るようなことは何もない」と、引き分けに終わったものの、選手たちの健闘を労った。
さらに「チャンスの場面では、もっと上手くやることができただろう。個人の力も多少あって、3、4回はチャンスを作ることができた。その場面でももっと上手くできたはず。それでも選手は良く走ってくれたし、私にはチームは生き生きとしているように見えた」と、チャンスを数多く作ったことを強調した。
そして、クラブ史上初となる勝ち点を獲得したベネヴェントについては「最近の試合では、不当にも敗れていただけだ。溌剌としたチームで、相手を窮地に陥れる術を分かっている。我々は最初の過ちが高い代償を払うこととなった。ハードワークしていく」と勝利を称えた。
By サッカーキング編集部
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