C・ロナウド、デル・ピエロとの対談で将来のプラン明かす「映画を制作したい」

　レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、イタリアサッカー界のレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏との対談で将来のプランについて明かした。イタリアメディア『スカイ・イタリア』が伝えた。

　デル・ピエロ氏はC・ロナウドにユヴェントス移籍の可能性があったことに言及し、「一緒にプレーできなくて残念だった」と伝えながら、マンチェスター・U行きの理由を尋ねた。C・ロナウドは「ユヴェントスは本当に素晴らしいクラブだけど、マンチェスター・Uのオファーが最も魅力的だったんだ。子供の頃からユナイテッドのためにプレーするのは夢だったし、自分にとってはセリエAよりもプレミアリーグのほうが好きでした」と正直に話した。

　C・ロナウドは2月に33歳となるが、ベテランの域に入ってもはまだまだ活躍する自信があるようだ。「もっとプレーしたくなるように働きかけてくれる要素がたくさんあり、サッカーに対する情熱も毎年大きくなっている。多くの人が自分の年齢について話すが、納得できないことも多い。若くはないけど、まだまだ高いモチベーションをキープできているし、自分の力強さを感じている。これが今の自分が活躍できている鍵だね」。

　さらに同選手は「今はサッカーに集中しているけど、いつかは引退しなければならないことも分かっている。まだまだサッカー選手としての時間を楽しんでいるよ」と前置きした上で、引退後のプランについても明かした。

「お金のためではなく、何か新しいことを始めたい。映画を制作してみたいし、他にも現在営んでいる多くのビジネスを大きくしていきたい。そのためにも、ビジネスマンとしての在り方を学びたいと思っているよ」

　対談中はともに真摯な対応を見せたC・ロナウドとデル・ピエロ氏。お互いに国を背負うレジェンド同士として、分かり合う部分もあったようだ。最後はリラックスした表情で笑い合う姿も見せていた。