ナポリDFグラム、アルジェリア最優秀選手賞を受賞「チームメイトのおかげ」

　ナポリのアルジェリア代表DFファウジ・グラムが、同国の最優秀選手賞を受賞した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が16日に報じている。

　来月1日に27歳の誕生日を迎えるグラムはサンテティエンヌの下部組織出身。2010年9月にトップチーム昇格を果たし、2014年にはナポリに移籍した。ナポリではこれまで153試合に出場し、2得点25アシストを記録している。

　また、アルジェリア代表としては2013年3月にデビューを果たし、これまでに35試合に出場して5得点をマーク。アフリカ・ネーションズカップ2017でも活躍した。

Fier et heureux de remporter le 17ème ballon d’or Algérien au côté du grand Paolo #Maldini pic.twitter.com/va9GBoryMG

— ghoulam faouzi (@GhoulamFaouzi) January 15, 2018

　元イタリア代表のパオロ・マルディーニ氏から、トロフィーを受け取ったグラムは「何よりもまず、このような素晴らしい賞を頂き、アルジェリア・サッカー連盟に感謝したい。とても嬉しく思う。自分はサイドの選手で、受賞候補には多くの優秀な選手がいた。僕らのような守備の選手がこのような賞を受賞することは、素晴らしいもの。攻撃の選手に比べてゴールは少なく、注目される機会も少ないからね」と驚きの受賞であることを明かした。

　そして、プレゼンターのマルディーニ氏については「マルディーニから受賞できたことは誇りだ。イタリアのナポリでプレーする自分にとって、彼はプロフェッショナルとしての手本だ。並外れたレベルで、何年もプレーした選手」とリスペクトを表明。また、チームメイトについても「この賞を取れたのは、彼らのおかげだ。常に自分をサポートしてくれた。これは僕をサポートしてくれた彼らが果たしたことに対するご褒美でもある」と感謝の言葉を口にした。