ユヴェントスが、ドルトムントに所属するギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスに関心を示しているようだ。4日付でイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦で0-3の完敗を喫したユヴェントス。昨シーズンのCL決勝でも同じくレアル・マドリード相手に4失点を許し敗れるなど、国内とは打って変わって欧州の舞台ではその堅守を維持することができていない。
そこでユヴェントスは、かつて“カテナチオ”と評されたほどの守備の強固さを取り戻すべく、守備陣の刷新を検討しているという。特に、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン、同代表DFジョルジョ・キエッリーニ、同代表DFアンドレア・バルザーリ、モロッコ代表DFメフディ・べナティアなど主力の高齢化が進むGKとCBのポジションに優先して新戦力を加えることを望んでいる模様だ。
その補強リストには、日本代表MF香川真司の同僚であるパパスタソプーロスに加え、ラツィオのイタリア人GKフェデリコ・マルケッティが名を連ねているという。報道によると、今夏に獲得にも乗り出す可能性が高いようだ。
ドルトムントの守備の要として活躍するパパスタソプーロスは今シーズンのブンデスリーガで25試合に出場2ゴールを記録。一方のマルケッティは、アルバニア代表GKトーマス・ストラコシャに守護神の座を明け渡し、未だセリエAで出場機会を得られていない。