ローマのジェームズ・パロッタ会長が、多くのビッグクラブが関心を寄せているブラジル代表GKアリソンが譲渡不可能な選手であることを明かした。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が15日に報じた。
パロッタ会長は記者からアリソンの去就いついて尋ねられると「このような質問が続くことに私は理解できない。ローマがアリソンを手放す可能性はゼロだ。我々が彼を獲得したときから、彼は素晴らしいGKだと見なしていた。今もそう思っている」と話し、残留することを断言した。
そして、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、優勝候補筆頭のバルセロナを撃破したことについては「驚くべきことではない。チェルシーやシャフタールのようなチームに勝っている。バルセロナとの対戦となったとき、どんな試合になるかは分かっていた。ファーストレグの結果は、ピッチの上でのパフォーマンスを映し出したものではなかった。セカンドレグでは、監督が、戦術面で変更を行い、サプライズをもたらした。欧州の舞台でも良い結果を残せる優れたチームだ」と、バルセロナ撃破は驚くべき結果ではないと強調した。
そして、準決勝進出を決めた直後にポポロ広場の噴水にダイブして歓喜を爆発させたパロッタ会長は「ローマにはコロッセオやほかの噴水といった、驚かすことができる場所がある」とコメント。さらなるパフォーマンスを用意していることを示唆している。