チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが24日に行われ、ローマはアウェイでリヴァプールと対戦し、2−5と敗戦を喫した。元イタリア代表で主将のMFダニエレ・デ・ロッシがイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応え、試合を振り返った。
「この結果を挽回するためには、準々決勝(バルセロナ戦)で見せたことに、思いを巡らすことはできる。不可能ではないし、自分たち自身とそしてローマを愛する人々のためにも、チャレンジしなければならなない。バルセロナとの戦いでは、いくつかの微妙な判定があり、アンラッキーな試合だとすぐに思わされた。しかし、今日の試合は、良いスタートを切ったにも関わらず、自分たちが分かっていたことなどで苦しめられてしまった」
「セカンドレグの戦いは再び難しい挑戦となる。試合を再び見ずに戦術を説明することは間違っている。20分から25分は良く戦っていたけれど、自陣深くでは守りが不十分だった。ただ、自分よりもスピードがある相手を抑え込むのは難しいものなんだ」
また、同試合で2ゴール2アシストと大活躍を見せた元チームメイトのエジプト代表FWモハメド・サラーについては次のように称賛した。
「僕たちは彼を良く知っている。素晴らしい人間である上に、素晴らしい選手だ。最後の16メートルでの、クオリティーが非常に高まったね。思っていた以上に、決定力が上がっていたよ」
セカンドレグは5月2日にローマのホームで行われる。