初陣勝利の伊代表マンチーニ監督、次戦のフランス戦へ「不安はない」

　イタリア代表は28日、スイスのザンクト・ガレンでサウジアラビア代表と国際親善試合を行い、2－1で勝利を収めた。初陣を白星で飾ったロベルト・マンチーニ新監督が、試合後に記者会見に臨んだ。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』がコメントを報じている。

　マンチーニ監督は「結果を残すことが重要だった。サウジアラビアは（FIFA）ランキングで下位にいるのは確かではあるけどね。最初の45分は良かった。それからは疲労もあって、困難に陥ってしまったね。2、3回、ボールの処理を誤ってしまった」と前半のパフォーマンスには一定の評価を与えていた。

　イタリアは6月1日、フランス代表との国際親善試合に臨む。マンチーニ監督は「より強い相手と戦う時は、最高のパフォーマンスを出さなければならない。我々に不安はない。今日の試合でもスピーディーなプレーを心がけ、良いプレーを見せた。60分間はとても素晴らしいプレーをした。フランス代表戦では多くの選手を入れ替える。若手を多く起用する」とコメントし、若手主体で臨むことを明言した。