「ミランをトップの座に戻したい」…移籍決定のイグアインが復権を誓う

　ミランに加入したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、3日に加入記者会見を行った。その様子を、ミランのクラブ公式HPが伝えている。

　移籍が決まったことを受け、イグアインはまず「僕をここに連れてくるために多大なる努力を尽くしてくれたミランに、感謝したい」とクラブ関係者に敬意を表した。そのうえで、同選手は「このクラブとファンのために偉大なことをやってのけたい。ミランをトップの座に戻したいね」と新天地での目標を語っている。

　ユヴェントスでは、2シーズンで公式戦55ゴールをマークしたイグアイン。ミランでもその得点力に大きな期待が掛かる中、選手本人も自らのゴールで勝利を手繰り寄せることを誓った。

「僕はこのチームを信じている。昨シーズンから、このチームがすでに好きだったよ。これまでのチームでは、勝利のためにゴールを決めてきた。今、僕はここミランにいる。僕のゴールで、クラブを勝利に導くよ」

　また、イグアインは自らを“スター選手”ではないとし、チームの団結が重要だと語っている。

「僕は自分のことをこのクラブのスターだとは思っていない。チーム全体でスターなんだ。僕は自分の役割を果たすだけだよ。チームとして勝つのであって、個人が勝つわけじゃない」

　ミランの新たなエースとして期待されるイグアインは、2018－19シーズンでどのような活躍を見せてくれるだろうか。