[写真]=Getty Images
欧州4大リーグは開幕から1カ月以上が経過した。プレミアリーグではマンチェスター・C、リーガ・エスパニョーラではバルセロナ、セリエAではユヴェントスと、いずれも昨季王者が首位に立っている。ドルトムントが首位に浮上したブンデスリーガでも、王者バイエルンは2位。各国で多少のサプライズはあったにせよ、比較的順当な序盤戦だと言える。
一方、得点王争いでは、ある異変が起きている。ランキングの上位に見慣れない名前があるのだ。そこで今回は、各国リーグの得点ランキングとともに、意外なブレイクを果たした選手たちを紹介する。
写真=ゲッティイメージズ
プレミアリーグ
<得点ランキング(第7節終了時)>
■1位 6得点
エデン・アザール(チェルシー)
■2位 5得点
アレクサンダル・ミトロヴィッチ(フルアム)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
ハリー・ケイン(トッテナム)
■5位 4得点
マルコ・アルナウトヴィッチ(ウェストハム)
ロメル・ルカク(マンチェスター・U)
ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
サディオ・マネ(リヴァプール)
グレン・マレー(ブライトン)
エデン・アザール、セルヒオ・アグエロ、ハリー・ケインといったワールドクラスのストライカーと共にランキング2位に名を連ねるのが、アレクサンダル・ミトロヴィッチだ。24歳のセルビア代表FWは、前所属のニューカッスルでプレミアリーグ40試合に出場して10得点。しかし今季は、昇格組のフルアムで開幕7試合を終えて5得点を奪っている。ただ、この好調ぶりはいまに始まったことではない。今年2月に同クラブ(当時2部)でデビューを果たして以降、リーグ戦24試合で17得点をマーク。同期間で16得点を奪ったリヴァプールのモハメド・サラーを上回るペースでゴールを奪っている。
リーガ・エスパニョーラ
<得点ランキング(第7節終了時)>
■1位 7得点
アンドレ・シウヴァ(セビージャ)
■2位 6得点
クリスティアン・ストゥアーニ(ジローナ)
■3位 5得点
イアゴ・アスパス(セルタ)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
■5位 4得点
ウィサム・ベン・イェデル(セビージャ)
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
ロジェール・マルティ(レバンテ)
マキシ・ゴメス(セルタ)
昨季のリーグ得点王であるリオネル・メッシ、さらにスペイン人得点王だったイアゴ・アスパスを抑えて、トップの座に躍り出たのがアンドレ・シウヴァだ。22歳のポルトガル代表FWは今季がリーガ初挑戦にも関わらず、開幕7試合で7得点を記録。クリスティアーノ・ロナウドのレアル・マドリード加入1年目(7試合で5得点)を上回るペースでゴールを奪い、“C・ロナウド2世”と称される実力を見せつけている。
一方、2位にランクインしたクリスティアン・ストゥアーニは、ウルグアイ代表の31歳。スペイン生活は通算8年目となる長身ストライカーだ。ジローナ加入1年目となった昨季は、1部で自身初となる20ゴール超えを達成。10位と躍進したチームのエースとして申し分ない働きを見せた。昨季開幕以降に奪った得点数(27)は、同胞のルイス・スアレス(28)とほぼ変わらない。30代に突入してから覚醒中の“おっさんストライカー”は、今月16日に埼玉スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2018の代表招集メンバーにも名を連ねている。
セリエA
<得点ランキング(第7節終了時)>
■1位 8得点
クリシュトフ・ピョンテク(ジェノア)
■2位 5得点
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
グレゴワール・デフレル(サンプドリア)
■4位 4得点
チーロ・インモービレ(ラツィオ)
ロドリゴ・デ・パウル(ウディネーゼ)
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
いま欧州で最もノリにのっているストライカーと言えるのが、クリシュトフ・ピョンテクだろう。23歳のポーランド代表FWは今夏のジェノア加入以降、出場したすべての公式戦でゴールを奪っているからだ。セリエAデビュー戦となった第2節エンポリ戦から6試合連続得点を達成。さらに国内カップ戦でも4得点を叩き出し、公式戦7試合で早くも12ゴールを記録している。なお、ジェノアがポーランドのクラコヴィアから同選手を獲得するのに支払った移籍金は400万ユーロ(約5億円)。ユヴェントスがC・ロナウドの獲得に要した移籍金(1億1700万ユーロ)の29分の1に過ぎない。
ブンデスリーガ
<得点ランキング(第6節終了時)>
■1位 5得点
オンドレイ・ドゥダ(ヘルタ・ベルリン)
■2位 4得点
マルコ・ロイス(ドルトムント)
ヴェダド・イビシェヴィッチ(ヘルタ・ベルリン)
アラサン・プレア(ボルシアMG)
■5位 3得点
アリエン・ロッベン(バイエルン)
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
パコ・アルカセル(ドルトムント)
セバスティアン・ハラー(フランクフルト)
トルガン・アザール(ボルシアMG)
アダム・サライ(ホッフェンハイム)
ジャン・ケヴィン・オギュスタン(ライプツィヒ)
ユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ)
2016年のブンデスリーガ初挑戦から2シーズンの成績は20試合1得点。それが今季は開幕6試合すべてに先発し、なおかつ5得点を奪って得点ランキングのトップに立つ。今まさに“確変中”なのが、ヘルタ・ベルリンで3年目を迎えたオンドレイ・ドゥダだ。23歳のスロバキア代表MFは、トップ下で輝く典型的な10番タイプ。決して点取り屋ではないが、9月28日の第6節バイエルンでもマヌエル・ノイアーが守るゴールネットを揺らして、2-0の勝利に貢献してみせた。チームを率いるパル・ダルダイ監督は、かつてドルトムントに所属した元チェコ代表MFトマーシュ・ロシツキー氏になぞらえて、彼を「リトル・アーティスト」と呼んでいるそうだ。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia