FOLLOW US

ルカク、カリアリ戦で人種差別の対象に…過去にはキーンらも被害

2019.09.02

カリアリ戦で人種差別の対象となったルカク [写真]=Getty Images

 1日に行われたセリエA第2節カリアリインテル戦で、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクが人種差別の対象になった。1日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 1-1で迎えた72分にインテルはPKを獲得し、ルカクがキッカーを担当。その際、一部のカリアリサポーターが、黒人差別の際に用いられる「モンキーチャント(猿の鳴き声)」でルカクを揶揄していた。ルカクは動じず、PKに成功。この1点が決勝弾となって、インテルは開幕連勝スタートとなった。

 インテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルは、試合後に「それら(差別)はフットボールにあってはならない。しかし残念ながら、依然としてほとんどの場合に存在している」とコメント。不快感をあらわにした。

 また、インテルのアントニオ・コンテ監督は、「ベンチからは何も聞かなかったよ。しかし、一般的な話として、イタリアにはもっと教育・教養が必要なことは事実だ」と語り、ファンの質が改善されるべきだとした。

 カリアリのファンは過去にも人種差別問題が取り沙汰されてきた。昨シーズンのユヴェントス戦では、イタリア代表FWモイーズ・キーン(現エヴァートン)に対して人種差別的なヤジを飛ばしていた。昨年には、同じくユヴェントスのフランス代表MFブレーズ・マテュイディが差別の対象に。さらにその前年の2017年には、当時ペスカーラに所属していた元ガーナ代表MFサリー・ムンタリも、人種差別的なチャントの対象に。同選手はこれに反発し、自らピッチを後にしていた

モイーズ・キーン

カリアリ戦で人種差別に反発するゴールパフォーマンスを行ったキーン [写真]=Getty Images

 しかしながら、被害が相次いでいるにも関わらず、カリアリに対して強い制裁が科されたことはない。セリエAやFIGC(イタリアサッカー協会)はこれまでの事例に関して、「主審がチャントを確認していない」や「差別を行ったのは観客の1%にも満たない人数」などの理由を制裁を科さない根拠としていた。

【PR】「ABEMA de DAZN」で
セリエAを堪能しよう!

ABEMA de DAZN

「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 セリエAをはじめ、ラ・リーガやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。

月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。

※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。

  1. 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
  2. セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
  3. コメントしながらのライブ観戦追っかけ再生見逃し配信など楽しみ方も充実!

【PR】セリエAを観るなら
「DMM×DAZNホーダイ」!

DMM×DAZNホーダイ

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!

  1. 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
  2. セリエAをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
  3. 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO