今日は9月9日。そこで今回は、サッカー界で背番号「9」をつける選手のうち、移籍情報サイト『transfermarkt』が算出する市場価値の最も高い選手トップ10を紹介する。
※以下、情報はすべて9月9日時点のもの
※日本円は9月9日のレートで換算
※カッコ内は(所属クラブ/国籍/現年齢)
▼9位 4000万ユーロ(約50億円)
ウィサム・ベン・イェデル
(モナコ/フランス/30歳)
加入1年目の昨季は18得点を奪い、キリアン・エンバペと共にリーグ・アンの得点王に輝いた。不動のエースストライカーはチームで最も市場価値が高い選手であり、現在はキャプテンを務める。
ラウル・ヒメネス
(ウルヴァーハンプトン/メキシコ/29歳)
ウルヴァーハンプトン加入以来、2シーズンで公式戦44ゴールをマーク。30歳手前でブレイクした遅咲きのストライカーは、今やメキシコで最も市場価値の高い選手となった。
イニャキ・ウィリアムス
(アスレティック・ビルバオ/スペイン/26歳)
ラ・リーガ屈指の韋駄天ストライカーは、2018-19シーズンから背番号9を着用。エースを担う男は、2016年4月20日の第34節アトレティコ・マドリード戦に出場して以来、157試合連続でリーグ戦のピッチに立っている。
ムサ・デンベレ
(リヨン/フランス/24歳)
パワー、テクニック、決定力を兼ね備えたデンベレは、2018年夏のリヨン加入以来、市場価値を5倍以上にアップ。昨季はチームのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に大きく貢献し、今夏のステップアップが有力視されている。
タミー・アブラハム
(チェルシー/イングランド/22歳)
昨季はチェルシーで公式戦の最多18ゴールをマーク。22歳の若き点取り屋は9番としての務めを全うした。まだ22歳と若く、今後の伸びしろを考えれば、さらに市場価値を高めていきそうだ。
▼8位 4800万ユーロ(約60億円)
アレクサンドル・ラカゼット
(アーセナル/フランス/29歳)
2017年のアーセナル加入以来、背番号9として3シーズン連続の2ケタ得点を達成。類まれな決定力を披露してきたが、昨年6月に自己最高の7000万ユーロをつけて以来、市場価値は右肩下がりとなっている。残留するにせよ、移籍するにせよ、再び存在価値を証明したいところだ。
▼7位 5600万ユーロ(約70億円)
ロベルト・レヴァンドフスキ
(バイエルン/ポーランド/32歳)
昨季は公式戦47試合に出場して55ゴールをマーク。ブンデスリーガ、DFBポカール、CLの3大会すべてで得点王に輝いた。最新の市場価値は自己最高の9000万ユーロから4割近くも下がっているが、今がキャリアのピークと言えるほどキレキレだ。
ガブリエル・ジェズス
(マンチェスター・C/ブラジル/23歳)
マンチェスター・Cだけでなく、ブラジル代表でも背番号9を託されるジェズス。“ハードワーク”という武器も持つ万能型のストライカーは、新たな9番像を築きうるポテンシャルの持ち主だ。
▼5位 5800万ユーロ(約72億円)
アントニー・マルシャル
(マンチェスター・U/フランス/24歳)
第5位にランクインしたのはマルシャル。モナコから入団した当初も9番を着用していたが、2016年にズラタン・イブラヒモヴィッチが加入すると11番に変更していた。9番に返り咲いた昨季は、チーム最多の公式戦23ゴールをマーク。“10番”マーカス・ラッシュフォードとのコンビは今季も健在だ。
▼4位 6000万ユーロ(約75億円)
マウロ・イカルディ
(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン/27歳)
今夏、インテルから完全移籍を果たしたイカルディは、エディンソン・カバーニが長らく愛用していた背番号9を継承。市場価値は2018年12月時の1億ユーロから下落が続いているが、エースナンバーの着用で再ブレイクとなるか。
▼2位 7200万ユーロ(約90億円)
ロベルト・フィルミーノ
(リヴァプール/ブラジル/28歳)
チャンスメークからフィニッシュ、さらにディフェンスまで、背番号9らしからぬ働きを見せるが、彼がいないとリヴァプールはリヴァプールでなくなる。替えが利かない存在であることは市場価値の高さを見ても明らかで、評価額7000万ユーロは1億2800万ユーロのネイマールに次いで、ブラジル人選手で2番目に高い。
アーリング・ハーランド
(ドルトムント/ノルウェー/20歳)
昨季、凄まじいインパクトを残した20歳の新怪物も2位にランクイン。2019-20シーズンに市場価値を最も高めた選手であり、その上昇率は1年で1340パーセントを記録した。今季から背番号を「9」に変更し、正真正銘のエースとしてピッチに立つ。
▼1位 8500万ユーロ(約106億円)
ロメル・ルカク
(インテル/ベルギー/27歳)
現在のサッカー界で最も価値ある背番号9はルカクだった。インテル加入1年目の昨季は圧倒的なパフォーマンスを披露。自己最多の公式戦34ゴールをマークした。コロナ禍で大半のトップ選手が市場価値を下げるなか、ルカクは今年8月の査定で1700万ユーロアップを実現し、セリエAで最も市場価値の高い選手となった。
(記事/Footmedia)