今夏の移籍が噂も…ナポリSD、クリバリの残留を示唆「残ると思う」

　ナポリのスポーツ・ディレクター（SD）を務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏は、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリが残留することを示唆した。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在29歳のクリバリは2014年夏にナポリに加入。同クラブでは公式戦通算248試合に出場し、10ゴール5アシストを記録している。移籍市場が開くたびに移籍の噂が浮上する同選手には今夏はマンチェスター・Cからの関心が報じられていた。ナポリは同選手の移籍金として8000万ユーロ（約98億円）の移籍金を要求していたものの、マンチェスター・Cとしてはそれが高額すぎることから交渉はなかなか進まんでいないことが明らかとなっている。

　そんな中、ナポリSDのジュントーリ氏は「我々のスカッドは完成した。だから、次は出場機会があまりなさそうな選手の放出を検討している」とコメントしつつ、クリバリの去就については次のように語った。

「クリバリは残留すると思う。我々は嬉しく思っているし、彼もそうだと思う。彼の契約は3年残っているし、残ると信じているよ」

　なお、マンチェスター・Cは27日にベンフィカからポルトガル代表DFルベン・ディアスの獲得と、アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディのベンフィカ移籍を発表している。