ユヴェントスがCL白星発進 [写真]=Juventus FC via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が20日に行われ、グループGでディナモ・キエフとユヴェントスが対戦した。
イタリアの絶対王者ユヴェントスは9シーズン連続のCL本戦出場。エースのクリスティアーノ・ロナウドは新型コロナウイルス感染によりメンバー外となった。一方、ウクライナのディナモ・キエフは昨季リーグ戦2位でCL予選3回戦から本戦に進出。4シーズンぶりのグループステージに挑む。
ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督はこの試合がCL初采配。対するディナモ・キエフのミルチェア・ルチェスク監督は75歳83日でCL史上最年長の指揮官となった。また、ピルロ監督は当時16歳の1995年にルチェスク監督率いるブレシアでトップデビューを飾っており、25年の時を経て欧州最高峰の舞台で“師弟対決”が実現した。
試合はアウェイのユヴェントスが主導権を握り、12分にフェデリコ・キエーザがペナルティエリア左からシュートを放ったが、これはGKヘオリー・ブスチャンにセーブされる。19分にはアクシデントが発生。キエッリーニが右足を負傷した模様で自ら要求して交代。代わりにメリフ・デミラルが投入された。
ユヴェントスは34分にもチャンス。アーロン・ラムジーが左サイドからエリア内に切り込んで折り返すと、ニアに飛び出したデヤン・クルゼフスキがバックヒールで合わせたが、これもGKブスチャンに阻まれた。
試合が動いたのは後半開始直後の46分、ユヴェントスが先制に成功した。ラムジーの落としをクルゼフスキがダイレクトシュート。これはGKブスチャンに防がれたが、アルバロ・モラタがこぼれ球を押し込んで先制点を奪った。
その後は膠着状態が続いたが、ユヴェントスは84分にフアン・クアドラードが右サイドからアーリークロス。これをエリア中央に走り込んだモラタが頭で叩き込んで追加点を挙げた。試合はこのまま終了し、ユヴェントスが勝利。ピルロ監督が師弟対決を制してCL初白星を挙げた。
次節は28日に行われ、ユヴェントスはホームでバルセロナと、ディナモ・キエフはアウェイでフェレンツヴァーロシュと対戦する。
【スコア】
ディナモ・キエフ 0-2 ユヴェントス
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By サッカーキング編集部
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