バルセロナがユヴェントスに勝利 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が28日に行われ、ユヴェントスとバルセロナが対戦した。
イタリアの絶対王者とスペインの強豪が激突。ユヴェントスは第1節でウクライナのディナモ・キエフに2-0で勝利し、バルセロナもハンガリー王者フェレンツヴァーロシュに5-1の快勝で、ともに白星スタートを飾った。なお、CLグループステージでは初となるクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの対決にも注目が集まったが、C・ロナウドが新型コロナウイルス陽性で隔離中のため今試合では実現しなかった。
試合は開始2分、バルセロナがいきなり相手ゴールを脅かす。ピアニッチがペナルティエリア前でこぼれ球を拾ってエリア左へパス。これをアントワーヌ・グリーズマンが左足ダイレクトで叩いたが、シュートは惜しくも左ポストに直撃した。
バルセロナは立ち上がりのチャンスを逃したものの、14分に先制した。左サイドのメッシが逆サイドへ豪快なダイレクトパス。これを受けたウスマン・デンベレが持ち上がり、エリア前で切り返して右足を振り抜くと、相手DFに当たったシュートはGKの頭上を越えてゴール左隅に吸い込まれた。
失点したユヴェントスは直後の15分、アルバロ・モラタがエリア右へ抜け出し、一度はGKネトにシュートを阻まれたが、自らこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らす。しかしVARによりオフサイドの判定で得点は認められなかった。さらに30分には、フアン・クアドラードが右サイドから鋭いクロスを送ると、ゴール前に飛び出したモラタが滑り込みながら右足でゴールに叩き込む。だが、これもオフサイドの判定でノーゴールとなった。
後半に入ってユヴェントスは55分、フェデリコ・キエーザが左サイドからクロスを入れると、ファーに流れたボールをクアドラードが折り返す。これを左ポスト前のモラタが右足で押し込んだが、再びVARによりオフサイドの判定でゴールは認められなかった。
一方のバルセロナは、62分にメッシがエリア中央でダイレクトシュート、64分にはペドリがエリア右で切り返しから左足を振り抜いたが、どちらも得点には結びつかず。75分にはメッシのパスを受けたグリーズマンがエリア左から狙ったが、わずかに枠の右へ逸れた。
反撃したいユヴェントスだったが、85分にメリフ・デミラルがピアニッチへのファールで2枚目のイエローカードを受けて退場。バルセロナは後半アディショナルタイム1分、アンス・ファティがエリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのメッシがゴール左隅に沈めて追加点を挙げた。
試合はこのまま終了し、バルセロナが敵地でユヴェントスを破り2連勝。バルセロナは勝ち点6でグループGの首位に立ち、ユヴェントスは勝ち点3で2位につけている。次節は11月4日に行われ、ユヴェントスはアウェイでフェレンツヴァーロシュと、バルセロナはホームでディナモ・キエフと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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