Kリーグ選抜とのプレシーズンマッチを欠場したクリスティアーノ・ロナウド [写真]=Getty Images
ソウル中央地裁は、昨年7月に行われたKリーグ選抜とユヴェントスの親善試合を主催した「Fasta」社にさらなる賠償金を支払うよう命じたようだ。20日、アメリカメディア『FOX SPORTS』が報じている。
ユヴェントスは昨年7月、韓国でKリーグ選抜とのプレシーズンマッチを行った。6万5000枚のチケットは3万ウォンから40万ウォン(約2800円から3万7000円)で販売され、3分足らずで完売したという。試合を主催した「Fasta」社は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの出場を約束する広告を出していたこともあり、注目の集まる試合となった。
クリスティアーノ・ロナウドはこの試合に45分間は出場すると伝えられていたようだが、最終的に出場することはなかった。そのため、同選手がプレーする姿を期待していたファンからは不満が爆発し、試合を主催した「Fasta」社を訴えていた。
ソウル中央地裁は訴えを認め、「Fasta」社に対し、精神的苦痛を受けたとされる原告162名のチケットの半額の返金と追加で5万ウォン(約4700円)の賠償金の支払いを命じたようだ。「Fasta」社は今年2月、他の地区の裁判所から、虚偽の広告を訴えていたファン2名に対し37万1000ウォン(約3万4000円)の賠償金を支払うよう命じられていたが、今回の判決はそれに続くものとなった。
なお、クリスティアーノ・ロナウドやユヴェントスに対する賠償は命じられていない。
By サッカーキング編集部
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