吉田麻也フル出場のサンプドリアが逆転負け…ナポリは采配的中で3連勝

　セリエA第11節が13日に行われ、DF吉田麻也が所属するサンプドリアは敵地でナポリと対戦した。吉田は2試合ぶりに先発復帰し、フル出場を果たした。

　試合はアウェイのサンプドリアが先制。20分、吉田のロングフィードは相手DFにクリアされたが、こぼれ球を回収したサンプドリアは中盤で細かくつなぎ、最後はヴァレリオ・ヴェッレのスルーパスから抜け出したヤクブ・ヤンクトが強烈なシュートをゴール上辺に突き刺した。

　ビハインドで折り返したナポリは、53分に試合を振り出しに戻す。力強いドリブルで運んだロレンツォ・インシーニェのスルーパスから、追い越したドリース・メルテンスが柔らかいクロスを供給すると、後半頭から投入されたイルビング・ロサノが頭で合わせて押し込んだ。

　すると68分、ナポリが逆転に成功する。右サイドをえぐったロサノが高速のクロスを送ると、中で合わせたのはアンドレア・ペターニャ。ロサノと同じく後半頭から出場した大型FWは、力強いヘディングをでネットを揺らした。

　試合はこのまま終了。サンプドリアは2連敗で6戦未勝利、ナポリはリーグ戦3連勝となった。次節、ナポリは16日にアウェイでインテルと、サンプドリアは同日にアウェイでヴェローナと対戦する。

【スコア】
ナポリ　2－1　サンプドリア

【得点者】
0－1　20分　ヤクブ・ヤンクト（サンプドリア）
1－1　53分　イルビング・ロサーノ（ナポリ）
2－1　68分　アンドレア・ペターニャ（ナポリ）