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レアル、ハキミに関する伊紙報道を公式声明で否定「完全に虚偽。インテルとは関係良好」

2021.01.23

昨夏レアル・マドリードからインテルに移籍したハキミ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは23日、昨年夏にインテルへと完全移籍したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミに関する公式声明を発表した。クラブ公式サイトが伝えた。

 ハキミは2020年7月、4000万ユーロ(約50億円)の移籍金でレアル・マドリードからインテルへと完全移籍し、ここまで印象的な活躍を残している。だが、インテルは新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的打撃を受け、レアル・マドリードに対する移籍金の分割払いが遅れていると報じられていた。

 インテルは最初の1000万ユーロ(約13億円)の支払い期限について、2021年3月30日まで延期することでレアル・マドリードと合意したとも伝えられていた。しかし、23日付けのイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は異なる内容の記事を報道。同紙は“レアル・マドリードに近い関係者”の情報を元に、両クラブの間には“保証義務”の有無など契約内容に対する見解に相違があると主張し、レアル・マドリードは契約無効を理由にハキミを連れ戻すことを画策しているなどと報じていた。

 しかし、レアル・マドリードは次のような公式声明で上記の報道を完全に否定している。

「当クラブとインテル間の緊張状態の高まりを伝えた『コリエレ・デッロ・スポルト』紙の報道は完全に虚偽である、とレアル・マドリードは主張します」

「記事にあるように、インテルに保証を求めたとされる申し立てはいかなる時も行っていません。ハキミのインテルへの移籍条件は、サッカークラブ間の標準的かつ通常の契約関係の範囲内にあります。今回のケースにおいてレアル・マドリードは、歴史あるクラブであり友人でもあるインテルと常に素晴らしい関係を維持してきました。そして、これからも素晴らしい関係を維持していくことになるでしょう」

By サッカーキング編集部

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