「彼はチャンピオン」…ミラン指揮官がクラブ通算500得点のイブラを絶賛

　ミランのステファノ・ピオリ監督が、クラブキャリア通算500ゴールを記録したFWズラタン・イブラヒモヴィッチについてコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　7日のセリエA第21節クロトーネ戦に先発出場を果たしたイブラヒモヴィッチは、30分にラファエル・レオンとのパス交換からネットを揺らしてチームに先制点をもたらす。64分にはテオ・エルナンデスのグラウンダークロスを押し込んで2点目を獲得し、4－0の快勝に貢献した。

　このゴールがクラブキャリア通算500、そして501ゴール目となったイブラヒモヴィッチについて、ピオリ監督は、次のように語った。

「イブラのトレーニングの様子を見ていると、驚きはない。彼はチャンピオンなのだから。今の正しいフォームを維持するのは難しい。だがこのコンディションを維持していれば彼はこのように毎回2ゴールを決めるよ。ズラタンは私たちと一緒にいることが幸せだ。私の考えるこのチームでのベストは、選手たちが幸せでいることだ。我々は巨大なクラブで誰もが良い結果を出したいと思っている。彼がプレーを続けること、そして我々と一緒にプレーすることは正しいことだと思う」

「彼はモチベーションが高く、食事から回復まで体のケアに気を付けている選手だ。彼は疲れているだろう。だが自分自身に気を付けていない選手がこのレベルで長くプレーすることはない。最近では、選手たちの間で誰が早くトレーニングに行くか、誰が遅く帰るかが競われている。自分たちは楽しんでいるし、ベストを尽くしたいと思っている」