インテルとカリアリが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第30節が11日に行われ、首位インテルと18位カリアリが対戦した。
インテルは11分、クリスティアン・エリクセンが強烈なミドルシュートを放ったものの、この試合がセリエAデビューとなった相手GKグリエルモ・ヴィカーリオの好セーブに阻まれる。17分にはロメル・ルカクのスルーパスに抜け出したアレクシス・サンチェスがネットを揺らしたが、これはオフサイドで認められない。
なかなか敵陣深くまで侵入できないカリアリは39分、古巣対戦のラジャ・ナインゴランが鋭いミドルシュートを放つが、元同僚サミール・ハンダノヴィッチの牙城を崩すことはできない。押し込む展開が続くインテルは40分、マッテオ・ダルミアンが右から中央に切り込み左足を振ったが、相手GKヴィカーリオに防がれる。前半はスコアレスで折り返した。
インテルは55分、マルセロ・ブロゾヴィッチのクロスに頭で合わせたルカクのシュートは枠を捉えられない。57分にはエリクセンが再び強烈なミドルシュートを繰り出したが、これもヴィカーリオにセーブされる。さらに69分、右からのコーナーキックにステファン・デ・フライが頭で合わせたが、クロスバーに嫌われた。
ラウタロ・マルティネスやアクラフ・ハキミらを投入して攻撃のギアを上げたインテルは、77分に待望の先制点を獲得する。ハキミがルカクとのパス交換でペナルティエリア右のポケットに侵入すると、相手GKとDFの間に高速のグラウンダークロスを供給。これをファーサイドのダルミアンが押し込んだ。
カリアリは終盤に反撃を仕掛けるが、インテルも集中した守りを見せて耐え凌ぐ。リードを守り切ったインテルはリーグ戦連勝を「11」に伸ばし、2位ミランとの勝ち点差「11」を維持した。一方のカリアリは4連敗となった。次節、インテルは18日にアウェイでナポリと、カリアリは17日にホームでパルマと対戦する。
【得点者】
1-0 77分 マッテオ・ダルミアン(インテル)
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