去就に注目が集まっているインシーニェ [写真]=Getty Images
ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの代理人を務めるヴィンチェンツォ・ピサカーネ氏が同選手の去就に言及した。10日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在30歳のインシーニェはナポリの下部組織出身で、これまで公式戦411試合に出場し、114ゴール89アシストを記録している。しかし、現行契約が2022年6月30日までで、来年夏にはフリーでの移籍が可能となることから去就には注目が集まっている。
インシーニェの代理人を務めるピサカーネ氏は現在の状況について「彼の契約は2022年6月に満了を迎える。ナポリからは50パーセント減給した新契約が提示された。このことにロレンツォは驚いている。私たちは話し合っていて、今後どうなるかは見ていくしかない」と語ると、MLS(メジャーリーグ・サッカー)行きが噂されていることには「MLSへの噂は全くの偽物だ」と同リーグへの移籍を完全否定した。
また、ピサカーネ氏は「契約更新に関する私たちの要求について多くのナンセンスなものを読んでいる」と語りつつ、「ナポリは現在の収入の半分以下しか提示していないが、もちろん私たちはまだ落ち着いている」と強調した。
新契約のオファーが低すぎることからナポリ退団の可能性も浮上しているインシーニェには、すでにインテルが獲得に向けて動いていることが明らかになっているが、果たして同選手はどのような決断を下すのだろうか。
By サッカーキング編集部
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