ミランがFWペッレグリのレンタル終了を発表…トリノ加入も決定

　モナコに所属するイタリア代表FWピエトロ・ペッレグリが、期限付き移籍先をミランからトリノに変更した。27日に3クラブが公式サイトで発表している。

　ペッレグリは昨年8月、買い取りオプションが付随した1年間のレンタルでミランに加入。特定の条件が満たされた場合に買い取り義務に切り替わる契約だったが、半年でレンタルが打ち切られた。なお、トリノには今季終了までのレンタルで加入し、契約には買い取りオプションが付随している。

　ペッレグリは2001年5月17日生まれの20歳でジェノアの下部組織出身。2016年12月22日に当時のセリエA記録となる15歳と9カ月5日の若さでリーグ戦デビューを飾った。2017年9月17日に行われたラツィオ戦では、セリエA史上最年少でのドッピエッタ（1試合2得点）を達成。2018年1月に破格の移籍金2500万ユーロ（当時レートで約34億円）でモナコに完全移籍加入した。

　しかし、モナコ加入後はケガとの闘いが続き、1年目の2017－18シーズンは3試合、2年目の18－19シーズンは4試合の出場にとどまった。3年目の19－20シーズンは1試合も出場できなかったが、4年目の20－21シーズンは公式戦17試合に出場し、2020年11月には代表デビューも果たした。

　ミランでプレーした今季前半はセリエAで6試合に出場。しかし、初先発となった12月4日の第16節サレルニターナ戦で前半のうちに負傷交代を強いられ、現在は外転筋の損傷で離脱している。