インザーギ監督が試合を振り返りコメントした [写真]=Getty Images
インテルのシモーネ・インザーギ監督が敗れたサッスオーロ戦を振り返りコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。
インテルは20日、セリエA第26節でサッスオーロと対戦。首位をミランに譲り渡し、優勝に向けて勝ち点を積み上げたかったが、わずか8分でジャコモ・ラスパドーリにゴールを許し先制されると、2点のビハインドで折り返し、猛攻実らず敗戦。スクデットに向けて手痛い黒星となった。
試合後インザーギ監督は「自分たちのやり方に腹が立つ」と失望を露わにし、「サッスオーロはすでにサン・シーロでミランに、トリノでユヴェントスに勝利した。彼らのカウンターは鋭く、私たちはこれに注意する必要があった。後半は多くのチャンスを作ったが、我々の思い通りにはいかなかったね。彼らのクオリティや、彼らが我々よりもフレッシュな状態で試合に臨んだという事実は関係ない。我々は違った形で試合に臨む必要があった」と反省を口にした。
続けて「出場停止や負傷者もいたが、こういった状況にもっと慣れて強くならなければならない。リーグ戦では首位から2、3ポイント差に多くのチームが位置している。我々は前に進まなければならない。他のチームだってミスを犯す。今日は残念なことに2失点してしまったが、普段はそんなことはないんだ」と語り、改めて気を引き締めなおした。
「サッスオーロは我々よりフィジカル的に優れている。それに試合を振り出しに戻そうと意地になってしまい、少しフォームを崩してしまった。なぜそうなったのか、原因を調べるよ。試合がうまくいかなくても、4日後にはまた重要な試合が控えているし、(反省したら)忘れてしまわなければならない。肉体的にも精神的にも回復が必要だ。シーズン終了まで13試合残っているし、今は前に進まなければならない」
「我々の攻撃は素晴らしかったし、チャンスもたくさん作ったから心配はしていない。こういうことは時々あるものだ。今日はサッスオーロの強さはわかり切っていたんだから、守備の時にもっとうまくやる必要があった。スクデットを獲得したいのであれば、あのような試合へのアプローチはいけないね」
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By サッカーキング編集部
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