プレミアリーグ第29節トッテナム戦でC・ロナウドがヘディングでハットトリックを決めた [写真]=Getty Images
今月12日に行われたプレミアリーグ第29節のマンチェスター・U対トッテナムの試合で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成した。
今季からユナイテッドに復帰したロナウドは、右足の豪快なロングシュートで先制点を奪うと、今度はゴール前に走り込んでストライカーらしいゴールで勝ち越し点をマーク。そして最後はコーナーキックからヘディングシュートを決めてハットトリックで3-2の勝利に貢献した。意外なことに、ロナウドがプレミアリーグでハットトリックを決めるのは今回が2度目に過ぎない。前回ユナイテッドに所属していた時は1度しか達成していないのだ(2008年1月ニューカッスル戦)。ラ・リーガで34回もハットトリックを決めた選手からすると少し物足りない。
それ以上に物足りなく感じるのはヘディングでのゴール数だ。今季プレミアリーグで12点を決めているロナウドだが、ヘディングでの得点は前述のスパーズ戦の3点目だけ。ユヴェントス時代の昨季のセリエAではヘディングだけで7得点を記録し、レアル・マドリード時代の2014-15シーズンには頭だけで12点も決めたこともあるストライカーからするとかなり寂しい気がする。
では、今季の欧州5大リーグでヘディングゴールを量産している選手は誰なのか? ヘディングゴールランキングを見てみよう。
■プレミアリーグ
まずはロナウドの所属するプレミアリーグだが、今季は団子状態が続いている。昨季リーグ最多のヘディング7得点を決めたエヴァートンのイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンが今季は怪我に泣かされており、ここまでヘディングではわずか1点に留まっている。そのせいもあって、今季は最多3ゴールで7名が並んでいる。そのうちFWダニー・ウェルベック(ワトフォード)、DFチアゴ・シウヴァ(チェルシー)、DFベン・ミー(バーンリー)の3名は、今季ここまでヘディング以外のゴールがない!
さらに7名の中で特筆すべきはリヴァプールのFWディオゴ・ジョタだろう。公式発表されている身長178㎝よりも小さく見えるアタッカーは、ドリブルからのシュートのほかに、一瞬の動き出しでクロスに合わせてネットを揺らすなど得点パターンが豊富だ。彼のヘディングの強さについては、元マンチェスター・Uのロイ・キーンがユナイテッド時代のチームメイトを引き合いに出してこんな持論を展開していた。
「見た目で得している」と英国のTV番組に語ったキーン。「ポール・スコールズもそうだった。彼がゴール前に入っても、相手の選手は『こいつは安パイだ』と思うのさ。その度にチャンスをモノにするんだ。いずれにせよ、素晴らしいヘディングのゴールは見ていて気持ちいいね」
■ブンデスリーガ
今季ここまでの欧州の“ヘディング王”は、ケルンで活躍する33歳のFWアントニー・モデストだ。昨季リーグ戦0ゴールに留まったベテランは、今シーズン完全復活を果たして既にリーグ戦で5季ぶりの2桁ゴール(15点)を達成。そのうち「9ゴール」がヘディングシュート。今季欧州5大リーグで2位に4点差をつけて、文字通り頭一つ抜け出している!
モデストは今季ブンデスリーガの前半だけで8本ものヘディングシュートを決めており、それは2004-05シーズンに集計が始まって以降でブンデスリーガの記録だという。現地の実況が「一人空軍!」と叫んでしまう理由も理解できる。ちなみに2位は、直近のリーグ戦で豪快なヘディングシュートを決めたバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキの5ゴールで、欧州5大リーグ全体で見ても2位タイにつけている。
■ラ・リーガ
スペインではDFダビド・ガルシア(オサスナ)とFWルーク・デ・ヨング(バルセロナ)の2名が4ゴールで並んでいる。188㎝のルーク・デ・ヨングは、終了間際の切り札として活躍中だ。2月13日のエスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”では88分に投入されると、90+6分に頭で劇的な同点ゴールを決めて見せた。さらに2月27日のアスレティック・ビルバオ戦では87分から出場し、90分にウスマン・デンベレのクロスを頭で押し込んだ。
■セリエA
セリエAではジェノアの元イタリア代表FWマッティア・デストロ(30歳)がリーグ最多となる5ゴールを頭で決めている。9月12日のカリアリ戦では、今季初ゴールを頭でマーク。ファーサイドに逃げて敵DFのマークを外すと、見事なダイビングヘッドを叩き込んだ。9月から10月にかけてリーグ戦7試合で6ゴールを奪ったが、そのうち4点がヘディングでのゴールだった!
■リーグ・アン
リーグ・アンでは、ストラスブールに所属するFWリュドヴィク・アジョルク(28歳)が巧く頭を使っている! 197㎝の長身を活かして、今季リーグ戦10ゴールのうち半分の5点をヘディングでゲット。その制空権は魅力的で、1月にはイングランドのウェストハムが獲得に乗り出したとも言われている。ちなみにアジョルクの所属するストラスブールは28節を終えて5位。チームとしても好調で42年ぶりのトップ5入りが見えてきた!
■欧州5大リーグのヘディング得点ランク (3月15日時点)
1位 アントニー・モデスト(ケルン) 9ゴール
2位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン) 5ゴール
2位 リュドヴィク・アジョルク(ストラスブール) 5ゴール
2位 マッティア・デストロ(ジェノア) 5ゴール
5位 エディン・ジェコ(インテル) 4ゴール
5位 チーロ・インモービレ(ラツィオ) 4ゴール
5位 セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ(ラツィオ) 4ゴール
5位 ヴィクター・オシムヘン(ナポリ) 4ゴール
5位 パトリック・シック(レヴァークーゼン) 4ゴール
5位 ルーク・デ・ヨング(バルセロナ) 4ゴール
5位 ダビド・ガルシア(オサスナ) 4ゴール
(記事/Footmedia)
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By Footmedia