国内2冠達成なるか…ミランDFトモリが意気込みを示す「特別なことを成し遂げられる」

　ミランのイングランド代表DFフィカヨ・トモリがシーズン終盤戦に向けて、意気込みを示した。23日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

　セリエA第30節終了時点で首位に立つミランは勝ち点「66」を獲得し、2位ナポリと勝ち点「3」差、3位インテル（1試合未消化）とは勝ち点「6」差。また、2002－03シーズン以来のコッパ・イタリア制覇を目指す同クラブは準決勝ファーストレグでインテルと対戦し、スコアレスドローで折り返している。

　2021年冬にチェルシーから期限付き移籍加入したトモリはセリエA17試合に出場し1ゴールを記録すると、2013－14シーズン以来のチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に貢献。今夏に完全移籍へ切り替わり、ここまで公式戦31試合に出場している同選手は「今シーズンはとてもうまくいっているし、監督、選手、スタッフみんなが僕を安心させてくれる。だから、フィールド上でベストを尽くすことが出来ているんだ」と感謝の思いを明かした。

　また、国内2冠達成の可能性を残していることについて、トモリは「プレッシャーは感じているけど、それはポジティブで、本当に楽しいもの。僕たちは特別なことを成し遂げられる状況にいる」と告白。続けて「結果を出し続けなければならない。何か素晴らしいことをするチャンスがあるのだから」と意気込みを示している。