ミランが獲得を目指すベラルディ [写真]=Getty Images
ミランは、サッスオーロに所属するイタリア代表ドメニコ・ベラルディの獲得に動いているようだ。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
同紙によると、ミランは現在の4-2-3-1から4-3-3へのシステム移行を検討しており、そのキーマンとしてベラルディ獲得を目指しているという。ミランの幹部とサッスオーロのジョヴァンニ・カルネヴァーリCEOとの首脳会談は、近日中に行われるようだ。
サッスオーロは移籍金3000万ユーロ(約41億円)を要求すると見られているが、ミランとしては買い取りのオプションや義務が付いたレンタル移籍での獲得を目指す模様。ボーナス込みでサッスオーロの要求額に近づくようなオファーを用意すると予想されている。
また、ミランはクラブ・ブルージュのオランダ代表FWノア・ラングや同クラブのベルギー代表FWシャルル・デ・ケテラーレもリストアップしているようだ。ただ、両選手には多くのビッグクラブが注目しており、争奪戦となるのは必至か。
現在27歳のベラルディはサッスオーロの下部組織出身。一時期はユヴェントスが共同保有権を所持していたこともあったが、ビアンコネロのユニフォームに袖を通すことはなく、サッスオーロ一筋でプレーを続けている。クラブ歴代2位の公式戦通算320試合に出場しており、通算ゴール数はクラブ史上断トツの「119」。昨季のセリエAではキャリアハイとなる17ゴールを挙げ、今季リーグ戦はここまで14ゴール14アシストを記録している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト