ベティス、ラツィオ退団のルイス・フェリペをフリーで獲得…6月に伊代表デビューのDF

　ベティスは4日、ラツィオからイタリア代表DFルイス・フェリペを完全移籍で獲得したことを発表した。

　6月にイタリア代表デビューを飾ったDFが、ラ・リーガに挑戦する。クラブの発表によると、契約期間は2027年夏までの5年間。2021－22シーズン限りでラツィオとの契約が満了を迎えたことに伴い、フリートランスファーでの加入となる。

　L・フェリペは1997年3月22日生まれの現在25歳で、ブラジル出身の選手。母国のイトゥアーノでプロキャリアをスタートさせると、2016年夏にラツィオへと完全移籍した。加入初年度はサレルニターナへとレンタル移籍しており、2017－18シーズンからラツィオのユニフォームを身に纏ってプレー。シーズン後半戦から定位置を確保した。2021－22シーズンのセリエAでは31試合に出場していた。

　また、L・フェリペは各年代別の代表では母国のブラジルを選択していたものの、イタリア国籍も有していることから、A代表はイタリアを選択。ロベルト・マンチーニ監督率いるイタリア代表には3月に初招集されており、6月14日に行われたUEFAネーションズリーグのドイツ代表戦でデビューを飾った。

　今夏、ベティスはフルミネンセからブラジル人FWルイス・エンリケの獲得を発表している。また、2021－22シーズンはレンタル移籍で加入していたブラジル人FWウィリアン・ジョゼの買い取りも決定しており、L・フェリペはクラブにとって3人目の補強となった。