ローマ、FWザハに関心？　モウリーニョのお気に入りも…獲得には金銭的な障壁か

　ローマは、クリスタル・パレスに所属するコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハの獲得に関心を示しているようだ。8日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　同メディアのジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、ローマはすでにザハの代理人と接触している模様。チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督、チーム編成を行うチアゴ・ピントSD（スポーツディレクター）はともに、攻撃にクオリティと経験を加えられる存在だとして、ザハを気に入っているという。ただ、現時点で移籍成立の可能性は低く、ローマがザハを獲得するためには、まず既存戦力の売却を進める必要があるようだ。

　現在29歳のザハは、クリスタル・パレスの下部組織出身。2013年にマンチェスター・Uへと移籍したものの、同クラブでは出場機会を得られず、2014年にクリスタル・パレスへと復帰した。クリスタル・パレスでは不動のエースとして活躍しており、クラブ歴代4位の公式戦通算430試合に出場。これまでに83ゴール73アシストを記録している。

　近年は移籍市場が開くたびにクリスタル・パレスからの退団が噂されてきたが、同クラブが高額の移籍金を設定してきたこともあり、2度目のステップアップは実現してこなかった。“イーグルス”との契約は今夏で残り1年。新シーズンのザハは、果たしてどのクラブでプレーしているのだろうか。