ローマが伊代表FWベロッティの獲得に近づく…今夏トリノを退団、現在はフリー

　トリノを退団したイタリア代表FWアンドレア・ベロッティは、ローマへの加入に近づいているようだ。24日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　2022年6月末で満了した契約を更新せず、7シーズンに渡ってプレーしたトリノからの退団を発表してたベロッティ。現在は所属クラブのないフリーの状態が続いていたが、ついにローマへの加入が実現に近づいているようだ。他のクラブからのオファーを蹴り、自身が加入を希望するローマの決断を待ち続けていたベロッティ。ガーナ代表FWフェリックス・アフェナ・ギャンのクレモネーゼ移籍が濃厚となったことにより、ジョゼ・モウリーニョ率いる名門の前線に加わることとなりそうだ。

　現在28歳のベロッティは、パレルモなどを経て2015年夏にトリノへ加入したストライカー。これまでセリエAでは、270試合に出場して106ゴール27アシストを記録している。昨シーズンも、ケガに苦しみつつ、セリエAの22試合に出場して8ゴールをあげる活躍を見せた。また、イタリア代表としても44キャップを刻み、通算12ゴールをあげている。

　今夏の移籍市場では、パウロ・ディバラやジョルジニオ・ワイナルドゥム、ネマニャ・マティッチなど大物選手を獲得したローマ。だがモウリーニョは先日、前線の補強が必要だと口にしており、セリエAでの実績が十分なベロッティがその解決策となりそうだ。