インテルを撃破した巧みな手腕…ラツィオFWペドロがサッリ監督を称賛「ペップと非常に似た考え」

　セリエA第3節が26日に行われ、ラツィオとインテルが対戦。試合後、ラツィオに所属する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスがインタビューに応じ、チームを率いるマウリツィオ・サッリ監督を称賛した。

　セリエA開幕から1勝1分と黒星がないラツィオと、開幕連勝スタートを飾っているインテル。ラツィオの本拠地『スタディオ・オリンピコ』で行われた無敗同士の一戦は、前半終了間際の40分にラツィオのブラジル人FWフェリペ・アンデルソンが先制弾をマークする。対するインテルも、後半立ち上がりの51分にアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが同点ゴールをゲット。流れがインテルに傾きかけたが、ラツィオは75分にスペイン人MFルイス・アルベルト、86分にペドロが加点し、3－1でインテルに勝利した。

　この試合では、ラツィオを率いるサッリ監督の巧みな手腕が光った。1－1の同点となり緊迫感を増すなか、サッリ監督は57分にL・アルベルト、58分にペドロを投入。結果的に、2選手の活躍がインテル撃破につながった。試合後のインタビューで、ペドロはかつての“恩師”の名前を挙げてサッリ監督を称賛した。

「サッリは常にボール回しをしたがるけど、通常イタリアの監督はそういうことはあまりしないんだ。でも、彼は高い位置でプレーしたい、攻撃したいと思っていて、（ジョゼップ・）グアルディオラと非常に似た考えを持っているよ。ペップは世界最高だけど、サッリだって偉大だよ。僕たちはサッリが要求することを理解しているし、彼を信じて続けていかないとね」

　次節、ラツィオは31日にサンプドリアとのアウェイ戦を控えている。