去就に注目の集まるブロゾヴィッチ [写真]=Getty Images
インテルに所属するクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチに、今夏移籍の可能性が浮上しているようだ。20日、イタリアメディア『スカイスポーツ』やイタリアメディア『フットボール・イタリア』などが伝えている。
現在30歳のブロゾヴィッチは2015年1月にディナモ・ザグレブからインテルに期限付き移籍し、2016年7月に同クラブに完全移籍となった。今シーズンは公式戦40試合に出場するなど、通算では330試合出場で31ゴール43アシストを記録。現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、インテルとしては今夏の退団を容認している模様で去就には注目が集まっている。
報道によると、すでにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているアル・ナスル(サウジアラビア)が1500万ユーロ(23約億円)のオファーを提示していたものの、今回このオファーを1800万ユーロ(約28億円)に引き上げて改めて口頭ながらオファーを提示したという。
しかし、インテルとしては2500万ユーロ(約39億円)を要求しているため、この金額には満足していないと見られている。また、バルセロナもブロゾヴィッチに関心を示していることが明らかになっており、アル・ナスルと同額程度のオファーを提示する準備を進めていることが伝えられており、争奪戦となっているようだ。
なお、アル・ナスルはブロゾヴィッチに対して、年俸1500万ユーロ相当を提示している一方で、バルセロナが準備しているのは年俸700万ユーロ(約11億円)程度となっている模様で、条件面では大きな隔たりもあるという。今夏のインテル退団は濃厚と見られている同選手だが、果たして2023-24シーズンはどこでプレーすることになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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