ユーヴェ、クアドラードの契約満了を発表…8年間で314試合に出場

　ユヴェントスは6月30日、コロンビア代表MFフアン・クアドラードが契約満了に伴い退団することを発表した。

　現在35歳のクアドラードは、2009年夏に母国のインデペンディエンテ・メデジンからウディネーゼに加入して欧州上陸。2012年夏に加入したフィオレンティーナでも結果を残し、2015年2月にチェルシーへと完全移籍した。

　しかし、イングランドでは輝きを放てず、2015年夏にユヴェントスへレンタル移籍した。ユヴェントスでは主力として活躍し、2016年夏に3年間のレンタル移籍で再加入。2017年夏に買取義務が発生し、正式に“ビアンコネロ”の一員となった。

　ユヴェントスでは公式戦通算314試合に出場し、26ゴール65アシストを記録。5度のセリエA優勝、4度のコッパ・イタリア優勝、2度のスーペルコッパ・イタリアーナ優勝、2016－17シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝などに貢献した。

　クアドラードは退団決定に際し、自身の公式Instagramを通じてコメントを発表した。

「神よ、感謝します。偉大な愛の物語。ユヴェントスのユニフォームに身を包んだ8シーズンが終わりを告げた。僕たちは困難な瞬間でさえも団結して乗り越え、共に勝利し、共に喜んだ。この伝統のユニフォームを守り続けてきた」

「この特別な瞬間に、愛情とリスペクトを欠かすことのないビッグファミリーであるファンとクラブに『ありがとう』と言いたい。314試合、11個のトロフィーを空に掲げ、神を称えた後、別れの時が来た。しかし、僕は永遠に“ビアンコネリ”だ。ありがとうユヴェントス！Fino alla fine！（※ユヴェントスのクラブモットー『最後の最後まで』）」