アル・ナスル移籍が決定したブロゾヴィッチ [写真]=Getty Images
アル・ナスル(サウジアラビア)は3日、インテルからクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチが完全移籍にて加入することを発表した。
クロアチア代表とインテルの“心臓”が、サウジアラビアに新天地を求めることとなった。『スカイ・イタリア』によると、契約期間は2026年6月30日までの3年間。移籍金は最終的に1800万ユーロ(約28億円)でまとまったという。ブロゾヴィッチは給与と契約金の総額で1億ユーロ(約158億円)を3年間で受け取る見込みだ。
現在30歳のブロゾヴィッチは2015年1月にディナモ・ザグレブからインテルに期限付き移籍し、2016年7月に同クラブに完全移籍となった。2020-21シーズンはセリエAで33試合のピッチに立ち、クラブにとって11シーズンぶり通算19回目となる“スクデット”の原動力に。2021-22シーズンはコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナの2冠達成に貢献した。2022-23シーズンは負傷に悩まされながらも公式戦40試合に出場。コッパ・イタリア、スーペルコッパ・イタリアーナの連覇達成を経験し、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝進出に貢献した。インテルでは通算330試合の出場で31ゴール43アシストを記録している。
また、クロアチア代表としても2014年6月デビューを飾った。FIFAワールドカップロシア2018での決勝進出、FIFAワールドカップカタール2022での3位入りに貢献しており、これまでに通算で87試合に出場。長年主力として活躍している。
なお、2022-23シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)を2位で終えたアル・ナスルにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しており、2人目の大物選手加入となった。
By サッカーキング編集部
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