昨年夏にユヴェントスに復帰したポグバ [写真]=Getty Images
ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバに、サウジアラビア移籍の可能性が浮上しているようだ。10日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
昨年冬にアル・ナスルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得して以来、移籍市場において存在感を放ち続けているサウジアラビア勢。今夏の移籍市場でも、アル・イテハドが元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同国代表MFエンゴロ・カンテ、アル・アハリがブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、アル・ナスルがクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチを獲得するなど、大物選手の“中東行き”が相次いでいる。
そうしたなか、ユヴェントスで「10番」を背負うポグバにも今夏のサウジアラビア移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、ベンゼマやカンテらを擁するアル・イテハドが同選手の獲得を狙っており、3年間で総額1億ユーロ(約157億円)という破格の給与を提示しているという。なお、ポグバ本人は現在「個人的な理由」でサウジアラビアのジッダに滞在中で、アル・イテハドの練習施設を訪問したとも報じられている。
現在30歳のポグバは昨年夏にマンチェスター・Uを退団し、約6年ぶりにユヴェントスに復帰した。しかし、プレシーズン中に右ひざを負傷し戦線を離脱。2月に戦列に復帰したものの、5月にハムストリングを痛め、以降はピッチに立つことができず。ユヴェントス“復帰元年”は、公式戦10試合の出場で0ゴール0アシストという不本意な成績に終わった。
なお、現時点でポグバ本人は自らの去就に関する決定を下していないとのこと。3月に30歳となったフランス代表MFは、今夏にサウジアラビアへ新天地を求めることになるのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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