ラウタロの活躍もありインテルが連勝スタート！ [写真]=Getty Images
セリエA第2節が現地時間28日に行われ、カリアリとインテルが対戦した。
現地時間19日に行われた開幕節ではモンツァを2－0で下し、白星スタートを切ったインテル。今節はスコアレスドロー発進となったカリアリの本拠地に乗り込み、開幕連勝を目指す。インテルは最前線に“エース”のラウタロ・マルティネスと新加入のマルクス・テュラムを並べ、中盤にはニコロ・バレッラやハカン・チャルハノール、ヘンリク・ムヒタリアンらが名を連ねた。
序盤から主導権を握ったのはアウェイのインテル。14分、デンゼル・ダンフリースが右サイドからゴール前にロングスローを放り込み、ファーサイドに流れたボールをL・マルティネスがダイレクトボレーで狙ったが、強烈なシュートは惜しくも右ポストを直撃。21分には前線でボールをキープしたM・テュラムがボックス右角付近から前方にパスを送ると、抜け出したダンフリースが右足で対角線に流し込み、早い時間での先制に成功した。
ビハインドを負ったカリアリは、23分にボックス内に抜け出したナイタン・ナンデスがシュートを放つも、チャルハノールのブロックに阻まれ惜しくも枠の左へ。27分にはレオナルド・パヴォレッティが際どいヘディングシュートを放つも同点弾とはならず。すると30分、インテルは左を駆け上がったフェデリコ・ディ・マルコがゴール前に柔らかいボールを送り、これを受けたL・マルティネスが右足でゴール左下隅に流し込みリードを2点に広げた。
アウェイチームの2点リードで迎えた後半は、互いに決定的なチャンスを作ることができず膠着状態が続く。カリアリは途中出場のジト・ルヴンボが独力の突破で何度かゴール前に迫るが、相手守備陣の粘り強い対応に阻まれ、シュートまで持ち込むことができない。対するインテルは選手を入れ替えつつ、冷静に時計の針を進めていく。
86分にはインテルに決定機が到来。敵陣内で巧みなパス交換を披露し右サイドに展開すると、途中出場のフアン・クアドラードのマイナスの折り返しを受けたチャルハノールが右足を振り抜く。しかし、グラウンダーの強烈なシュートは左ポストに弾かれ惜しくも3点目とはならなかった。1点を返したいカリアリは90分にルヴンボの突破からパウロ・アッジにチャンスが訪れたが、至近距離からのシュートはインテルのGKヤン・ゾマーの好セーブに阻まれた。
試合はこのまま0－2で終了。2試合連続で完封勝利を収めたインテルが開幕連勝を飾っている。次節、カリアリは2日にアウェイでボローニャと、インテルは3日にホームでフィオレンティーナと対戦する。
By サッカーキング編集部
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