鎌田大地(中央)がラツィオ加入後初ゴール! [写真]=Getty Images
セリエA第3節が9月2日に行われ、ナポリとラツィオが対戦した。
昨季33年ぶりのスクデットに輝いた“王者”のナポリは、開幕2連勝を飾り、監督交代の影響を感じさせない安定感を見せている。ホーム2連戦となる今節は昨季2位のラツィオと対戦。ラツィオはナポリとは対照的に2連敗と苦しいスタートを切っており、昨季王者を破って勢いを取り戻す一戦としたい。
ナポリは前節からスターティングメンバーを1名変更。負傷の影響で出遅れていたフヴィチャ・クヴァラツヘリアが今季初の先発入りを果たし、ピオトル・ジエリンスキやヴィクター・オシムヘンらもスタメンに名を連ねた。一方、ラツィオも前節からのメンバー変更は1名のみ。古巣対決となるエルセイド・ヒサイが今季初先発で左サイドバックに入り、鎌田大地、ルイス・アルベルト、チーロ・インモービレらが3試合連続でスタメンに並んでいる。8月31日に加入が発表されたマテオ・ゲンドゥージはベンチからのスタートとなった。
試合は立ち上がりからナポリが安定したプレーを披露。ボールを握っている時には多彩な攻撃を披露し、持っていない時にも組織的な守備で前から寄せていく。21分には敵陣での素早い切り替えからクヴァラツヘリアがボールを奪うと、右足で強烈なミドルシュートを放ったが、シュートはGKイヴァン・プロヴェデルに弾き出された。
立ち上がりからナポリに苦しめられたラツィオだったが、30分には“10番”が均衡を破る。自陣でのビルドアップから右サイドを進んでいくと、背後のスペースを狙った浮き球のボールにフェリペ・アンデルソンが反応。マイナスへの折り返しはブロックされたものの、こぼれ球をタイミング良く中央へ送り、最後はGKの前に入ったL・アルベルトがヒールシュートを沈める。トリッキーな一撃でゴールネットを揺らし、ラツィオが先手を取った。
だが、ラツィオのリードは長く続かない。直後の32分、ナポリは右サイド深い位置でのスローインから、マッテオ・ポリターノが左足でクロスボールを供給。ここは跳ね返されたものの、セカンドボールを拾ったジエリンスキが右足を振り抜くと、ディフレクションしたシュートがゴールに吸い込まれた。ナポリが試合を振り出しに戻し、1-1でハーフタイムに突入している。
後半に入ると即座にナポリがゴールに襲いかかる。46分、敵陣でのセカンドボール回収からクヴァラツヘリアが浮き球のボールを送ると、クリアが小さくなったところにジエリンスキが反応。右足で強烈なボレーシュートを放ったが、ここはGKプロヴェデルが好セーブを見せた。
対するラツィオは52分、ピッチ中央付近でF・アンデルソンがパスを引っ掛けると、1度は倒れるも即座に立ち上がってドリブルを開始。マイナスに折り返すとL・アルベルトはスルーし、背後から走り込んできた鎌田にボールが渡る。鎌田は2タッチ目で持ち出して左足を振り抜くと、寄せてきた相手の股下を通す一撃がファーサイドに突き刺さった。鎌田はこれがラツィオ加入後初ゴールに。セリエAでの初得点はラツィオにとって貴重な勝ち越し弾となった。
1点ビハインドとなったナポリはその後も押し込むシーンが目立ったものの、ラツィオは組織だった守備と最後の粘りでナポリに追加点を与えない。65分に入るとラツィオはメンバーを交代。鎌田を下げてゲンドゥージが送り出され、デビューを飾った。するとそのゲンドゥージが早速大仕事。67分、ヒサイからの斜めのパスを引き出したインモービレが横へ繋ぐと、ゲンドゥージがスルーパスを送る。スペースを抜けてきたマッティア・ザッカーニが冷静にGKとの1対1を仕留めたものの、オフサイドのため得点は認められなかった。
直後の70分には敵陣でのセカンドボール回収から前を向いたL・アルベルトが前進し、リターンパスを受けてザッカーニをめがけたスルーパスを送る。ここはブロックされたものの、こぼれ球を拾ったゲンドゥージが強烈な一撃を叩き込んだ。だが、ここもザッカーニのポジションがオフサイドだったため得点は取り消しに。ゲンドゥージはデビュー戦でのゴールとアシストを取り消されるほろ苦い体験となった。
その後はナポリが前に出ながらも、ラツィオはボール奪うと空いているスペースへ急ぎすぎずに前進し、チャンスの数を増やしていく。7分と表示された後半アディショナルタイムも1点差のままで進んだが、最後までこれ以上スコアは動かず、試合はこのままタイムアップ。結果的には鎌田のセリエA初ゴールが決勝点となり、ラツィオが今季のセリエA初勝利を飾っている。一方のナポリはホーム2連戦目で今季初黒星を喫した。
次節はインターナショナルマッチウィークを挟んで2週間後に行われる。16日、ナポリは敵地でジェノアと、ラツィオもアウェイでユヴェントスと、それぞれ対戦する。
【得点者】
0-1 30分 ルイス・アルベルト(ラツィオ)
1-1 32分 ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)
1-2 52分 鎌田大地(ラツィオ)
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