セリエAの首位争いに注目が集まる[写真]=Getty Images
27日、セリエA第6節が開催され、カリアリとミランが対戦した。
試合は29分、シーズン序盤ながら最下位に沈むホームのカリアリが先制に成功する。右サイドの深い位置で得たスローインからジト・ルヴンボが粘ってボールをキープすると、こぼれ球を拾ったナイタン・ナンデスが縦へ運び、再びボールをルヴンボへ預ける。最後は角度のない難しいところからルヴンボが左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールのニア天井に突き刺さった。
追いかける展開となったミランは40分、左サイドのクリスティアン・プリシッチの突破から上がったクロスの処理をGKが誤ったところにノア・オカフォーが詰めて同点弾を記録。相手のミスを見逃さず試合を振り出しに戻した。するとその5分後の45分、ミランが追加点を挙げる。右サイドのCKからのサインプレー、このクロスはGKが触るも、最終的にフィカヨ・トモリに当たってゴールインとなり、前半のうちにミランが逆転してハーフタイムを迎えた。
後半に入ってもミランの攻勢は止まらない。60分にはペナルティエリア手前でボールを受けたルベン・ロフタス・チークが距離のある所から見事なミドルシュートを突き刺し追加点をマーク。アウェイチームのリードを2点に広げた。試合はそのままタイムアップ。逆転勝利を飾ったミランがリーグ戦3連勝を飾り、同日の試合でサッスオーロに敗れたインテルと勝ち点で並んだ。
敗れたカリアリは次節、10月2日にアウェイでフィオレンティーナと、ミランは9月30日に日本代表MF鎌田大地の所属するラツィオと対戦する。
【得点者】
1－0 29分 ジト・ルヴンボ（カリアリ）
1－1 40分 ノア・オカフォー（ミラン）
1－2 45分 フィカヨ・トモリ（ミラン）
1－3 60分 ルベン・ロフタス・チーク（ミラン）
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By サッカーキング編集部
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