決勝ゴールを決めたロカテッリ(中央) [写真]=Getty Images
セリエA第9節が22日に行われ、ミランとユヴェントスが対戦した。
前節終了時点でミランは7勝1敗と好調をキープ。9月16日に行われたセリエA第4節では、当時共に3連勝中だったインテルとのミラノ・ダービーで1-5とショッキングな敗北を喫したが、同試合を除くと全試合で白星を飾っている。対するユヴェントスも5勝2分1敗と好成績を残しており、前節終えた段階でミラン、インテルに次ぐ3位につけている。両チーム悪くない状態で、インターナショナルマッチウィーク明けの初陣を迎えた。
ミランは正守護神のマイク・メニャンが出場停止、第2GKのマルコ・スポルティエッロが負傷中のため、ゴールマウスを守るのは現在40歳のアントニオ・ミランテとなっている。ミランテにとって、先発で公式戦のピッチに立つのはローマ在籍時の2020-21シーズン以来のこととなった。フィカヨ・トモリ、ラファエル・レオン、オリヴィエ・ジルーらの主力もスターティングメンバーに並んだ。一方、ユヴェントスはグレイソン・ブレーメル、フィリップ・コスティッチ、アドリアン・ラビオらが先発に名を連ねている。攻撃陣の主力、フェデリコ・キエーザやドゥシャン・ヴラホヴィッチらはコンディションが万全ではなく、ベンチから出番を待つ。
試合は立ち上がりからホームチームが良い形でゴールに迫るシーンを作る。6分にタイアニ・ランデルスがミドルシュートを放つも、ここは枠の外へ。14分にはR・レオンが左サイドをドリブルで持ち運び、右足でクロスボールを送ると、ボックス内で待っていたジルーがボールを収める。反転から左足フィニッシュまで持ち込むも、シュートはわずかにポスト右へと外れた。
対するユヴェントスは23分、フリーキックのこぼれ球を拾ったコスティッチが左足を振り抜くも、低い弾道の一撃は枠を捉えきれない。34分にはペナルティエリア左に走り込んでコスティッチからのスルーパスを引き出したラビオがダイレクトで狙ったが、シュートはまたもポスト右へと外れている。
拮抗した展開の中、40分にはこの試合の行方を左右する出来事が発生。ユヴェントスは自陣右サイドで粘ったティモシー・ウェアが縦へ繋ぐと、モイーズ・キーンがこのボールに反応。巧みなファーストタッチで背後へ持ち出そうとすると、マリック・チャウに倒されて笛が鳴る。レフェリーはこのチャウのプレーに対してレッドカードを提示し、ミランはアディショナルタイムも含めて残り50分間以上、数的不利での戦いを強いられることとなった。
スコアレスで後半に折り返すと、63分に均衡が破れる。ユヴェントスは自陣から細かくボールを繋いで前進していくと、左サイド開いた位置でボールを持ったアンドレア・カンビアーゾからウェアがボールを回収。右へ繋ぐと、待っていたマヌエル・ロカテッリが迷わず右足を振り抜く。強烈なシュートはディフレクションしてゴールに吸い込まれ、ユヴェントスが先手を取った。
まずは同点に追いつくために1点が欲しいミランだったが、なかなか効果的にゴール前までボールを運んでいくことができない。フィニッシュまで持ち込むシーンが限定されると、反対にユヴェントスは試合を決めるために追加点を狙いにいく。86分にはペナルティエリア手前でルーズボールを拾ったヴラホヴィッチがミドルシュートを放ったが、ここはGKミランテのビッグセーブに阻まれる。後半アディショナルタイムにはカンビアーゾのミドルシュートがGKミランテに弾き出されると、ヴラホヴィッチが反応。ダイレクトで押し込もうとしたが、再びGKミランテが立ちはだかった。
試合はこのままタイムアップ。ミランはセリエAで5試合ぶりの黒星を喫する形となり、ホームゲームでは今季初の敗戦となった。一方のユヴェントスはミランとの勝ち点を「1」まで縮めることに成功。今節を既に消化したインテルが再び首位に浮上したが、依然として上位陣は混戦模様となっている。
この後、ミランは25日にチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を挟んで、次節のセリエAでは29日に敵地でナポリと対戦する。一方、ユヴェントスは次節のセリエAで28日にヴェローナをホームに迎える予定だ。
【得点者】
0-1 63分 マヌエル・ロカテッリ(ユヴェントス)
【PR】「ABEMA de DAZN」で
セリエAを堪能しよう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 セリエAをはじめ、ラ・リーガやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】セリエAは
「DAZN」が独占配信!
「DAZN」とは、スポーツファンが好きなスポーツをいつでもどこでも楽しめるスポーツチャンネル。「DAZNスタンダード」ならセリエAをはじめ、ラ・リーガ、Jリーグ、WEリーグ、国際大会に加えてプロ野球、バスケ、F1、テニス、ゴルフなど幅広いスポーツコンテンツを堪能できる。
支払方法は、①月間プラン:月額4,200円・税込、②年間プラン(一括払い):32,000円・税込(月換算約2,667円・税込)、③年間プラン(月々払い):月額3,200円・税込の3プラン。ご自身の楽しみ方に合わせてチョイスしよう!
- ① セリエA、ラ・リーガをはじめ様々なスポーツコンテンツが見放題!
- ② 見逃し配信やハイライトはもちろん、オリジナルコンテンツも充実
- ③ 年間プラン一括払いなら、実質1カ月2,700円以下で視聴できる!
【PR】セリエAを観るなら
「DMM×DAZNホーダイ」!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② セリエAをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
- ③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト