ラウタロ・マルティネスは早くも20点目に到達 [写真]=Getty Images
セリエA第25節が16日に行われ、インテルとサレルニターナが対戦した。
3シーズンぶりのスクデットに向けて現在首位をひた走るインテル。前々節に2位ユヴェントスとの“直接対決”を1-0で制すと、前節はローマ相手に一時リードを許しながら、終わってみれば4-2で激闘を制した。ユヴェントスが前節のウディネーゼ戦を0-1で落としたことで、気がつけば両者のポイント差は「7」まで開いた。現在5連勝中、セリエAではここまでわずか1敗と最高のシーズンを過ごしている。
今節は本拠地『ジュゼッペ・メアッツァ』にサレルニターナを迎える。現在、サレルニターナは2勝7分15敗で勝ち点「13」の積み上げにとどまり、最下位に沈んでいる。昨年12月に第18節ヴェローナ戦(○1-0)を最後に勝ちがなく、現在セリエAでは6試合未勝利だ。
インテルはキャプテンのラウタロ・マルティネスを筆頭に、ニコロ・バレッラやハカン・チャルハノールらがスターティングメンバーに並んだ。一方、サレルニターナはギジェルモ・オチョア、ジェローム・ボアテング、アントニオ・カンドレーヴァらが先発に名を連ねている。
試合はキックオフからおよそ2分後、インテルがゴールを脅かす。右コーナーキックを獲得すると、チャルハノールが右足でアウトスイングのボールを供給。ニアサイドへ飛び込んだアレッサンドロ・バストーニが頭で合わせると、ここはGKオチョアが立ちはだかったが、こぼれ球にマルクス・テュラムが詰める。右足で先に触ったが、シュートはポストに直撃。続く6分にはバストーニからのフィード1本でバレッラが前線へ飛び出し、右足を振り抜いたものの、今度はクロスバーに嫌われた。
良い入りを見せて数多くのチャンスを作ったインテルは17分、自陣左サイドでのスローインから、粘りを見せたカルロス・アウグストが強引に前線までボールを持ち運ぶ。中央へ折り返すと、ペナルティエリア内で待っていたテュラムが右足で合わせた。テュラムが今季のセリエAでの得点数を「10」に乗せ、インテルがホームで先手を取っている。
その2分後、インテルは自陣左サイド前寄りの位置のスローインをC・アウグストが縦へ投げ込むと、左サイドのスペースへ流れたラウタロがボールを収める。ペナルティエリア左で反転し、体制を整えて右足を振り抜くと、コントロールショットがゴールネットを揺らした。ラウタロはこれで今季のセリエAでのゴール数が「20」に到達。“エース”の得点ランキングトップを独走する得点で、インテルがあっという間に2点を奪った。
止まらないインテルは前半の終盤に差し掛かった40分、自陣でボールを奪ったところから細かくパスを繋ぎ、ヘンリク・ムヒタリアンが左サイドへ展開。ボールを受けたラウタロはカットインからボックス左のスペースへスルーパスを送ると、内側を駆け上がってきたバレッラが中央へ折り返す。ここはトリアンフィロス・パサリディスにブロックされたものの、ディフレクションしたボールをオチョアがキャッチできず、こぼれ球をデンゼル・ダンフリースが押し込んだ。インテルがリードを広げて前半を終えている。
後半に入ると、58分にタイミングをずらしたフリーキックからカンドレーヴァがシュートを放つなど、サレルニターナもゴールに迫る場面を作ったが、決定的なシーンは作り出せない。インテルは3点をリードしたまま時計の針を進め、試合は終盤に突入する。
このまま試合終了かと思われた90分には、インテルがサレルニターナにトドメを刺す。自陣へ降りてきて前を向いたアレクシス・サンチェスが右サイドへ散らすと、ダンフリースが自らボールを持ち運ぶ。ボックス横から上げたクロスボールはマルコ・ペッレグリーノにブロックされたものの、ディフレクションしたセカンドボールをマルコ・アルナウトヴィッチが合わせる。後半途中からピッチに送り出された2トップが絡み、インテルが勝利を決定付けた。
試合はこのままタイムアップ。インテルがセリエAで6連勝、スーペルコッパ・イタリアーナも含めた公式戦では8連勝を飾った。暫定ながらユヴェントスとのポイント差を「10」まで広げ、首位の座をキープしている。一方、完敗を喫したサレルニターナはコッパ・イタリアも含めた公式戦直近8試合で7敗目と苦しい状況が続く。
この後、インテルは20日にチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグでアトレティコ・マドリードとのホームゲームに臨み、25日には次節のセリエAでレッチェと敵地で対戦する。一方、サレルニターナは24日に次節のセリエAでモンツァをホームに迎える。
【得点者】
1-0 17分 マルクス・テュラム(インテル)
2-0 19分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
3-0 40分 デンゼル・ダンフリース(インテル)
4-0 90分 マルコ・アルナウトヴィッチ(インテル)
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By サッカーキング編集部
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