デ・ロッシ監督、ELで対戦控えるブライトン指揮官に敬意「彼を天才だと思っている」

　ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督がUEFAヨーロッパリーグ（EL）について語った。25日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　ELラウンド16の対戦相手が、ブライトンに決まったデ・ロッシ監督。来月7日にホームでの第1戦を控えているが、同監督は「ブライトンとの対戦を望んではいなかった。試合の準備は難しくなるだろう。彼らはイングランドの多くのトップクラブに、衝撃を与えている」と率直な思いを口にした。

　自身と同じイタリア人指揮官で友人でもあるというロベルト・デ・ゼルビ監督（ブライトン）については「彼を尊敬している。彼は私にとって、開かれた本のような存在だった。彼は私のために本とデータを共有し、助言をしてくれたこともあった」と秘話を明かすと、「私たちの娘も友達で、ロンドンでの試合観戦で会うこともある」とプライベートについても言及。

　さらに「私は彼を天才だと思っている。サッカー界に新しいものをもたらしたし、それを行えるのは優れたコーチだけだ。私は天才を真似できないが、彼は何かを変えた。多くの人が彼を模倣したがっているだろう」と語り、来月の対戦を前に敬意を示した。