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マンU、ボローニャFWザークツィー獲得で合意か…新体制初の補強へ

2024.07.12

マンU加入に迫っているザークツィー [写真]=Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得に迫っているようだ。11日、イギリスメディア『アスレティック』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。

 2001年5月22日生まれで現在23歳のザークツィーは、身長193センチメートルのFW。母国のADOデン・ハーグやフェイエノールトのユースチームを経て、2017年8月にバイエルンの下部組織へ加入し、2019年12月にトップチームデビューを果たした。その後はパルマやアンデルレヒトへのレンタル移籍を経験し、2022年8月にボローニャへ完全移籍加入。加入2年目となる2023-24シーズンは公式戦37試合に出場して12ゴール7アシストを記録し、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 ボローニャとの現行契約が2026年6月30日までとなっているザークツィーだが、契約には4000万ユーロ(約69億円)の解除条項が設定されていることから、複数クラブから関心が寄せられ、すでにマンチェスター・ユナイテッドとは個人合意に至っていることも報じられており、動向には注目が集まっている。

 そんななか、今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドボローニャとクラブ間でも合意に至ったという。注目されていた移籍金についてはマンチェスター・ユナイテッドが一括で契約解除金を支払うことを避けたかったため、それを上回る総額4250万ユーロ(約73億円)ほどを3年の分割で支払うことでまとまったようだ。

 ザークツィーとは2029年6月30日までとなる5年契約に1年の延長オプションが付随した契約を締結することが予想されており、12日に予定されているメディカルチェックを受けた後、正式発表される見込みとなっている。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドは今年2月にサー・ジム・ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』がクラブの株式25パーセントを正式に取得。これと同時にフットボール部門の管理責任を委譲されたことから、クラブは新体制となっており、ザークツィーは新体制初の補強となりそうだ。

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By サッカーキング編集部

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