ミランとインテルの一戦は死闘の末にドロー決着 [写真]=Getty Images
セリエA第23節が2日に行われ、ミランとインテルが対戦した。
イタリアの主要都市ミラノを本拠地とする2大名門による今シーズン3度目のミラノ・ダービーが幕を開ける。今節ホーム扱いのミランは前節終了時点で勝ち点「34」の7位に低迷。先月から指揮を執るセルジオ・コンセイソン監督の下で復調の兆しを垣間見せることもあるが、上位勢との勝ち点差は大きく開いている。一方、連覇を目指すインテルは、1試合消化の多い首位ナポリと暫定「3」ポイント差の2位に位置。リーグ戦では1敗しか喫しておらず、現在は16戦負けなしと安定感が際立っている。
今シーズン行われた過去2回のミラノ・ダービーはいずれもミランが勝利。最初の対戦は昨年9月のセリエA第5節で、インテルがここまでのリーグ戦21試合で唯一敗れた試合となっている。また、先月のスーペルコッパ・イタリアーナ決勝でもミランが勝利し、コンセイソン監督体制での初タイトルを獲得した。ミランの3連勝か、インテルの3度目の正直か。激戦必至のダービーはどのような展開となるのだろうか。
開始早々の7分、インテルはニコロ・バレッラのスルーパスでボックス内右へ抜け出したラウタロ・マルティネスが折り返し、フェデリコ・ディマルコがダイレクトでネットを揺らす。先制点かと思われたが、ラウタロのポジションがオフサイドだったとして得点は認められなかった。事なきを得たミランは次第にボール保持率を高めていくが、インテルの強固なブロックを崩すまでには至らない。
インテルはディマルコとダンフリースの背後のスペースを突いた形を何度か作り、そこからラウタロやマルクス・テュラムを狙った形からチャンスをうかがう。一方のミランは中盤からの持ち上がりやラファエル・レオンの抜け出しでゴール前に迫るシーンを作る。33分、ディマルコの斜めのパスでボックス内へ抜け出したバレッラがマイナス方向へ折り返し、走り込んだラウタロがネットを揺らしたが、再びオフサイドとの判定が下された。
このまま前半終了かと思われた45分、ミランは中盤でのボール奪取から素早く左へ展開し、テオ・エルナンデスがドリブルで持ち上がる。最後はR・レオンの折り返しからタイアニ・ラインデルスがこぼれ球を押し込み、先制に成功した。
1点ビハインドで後半を迎えたインテルは46分、前線でのボール奪取からラウタロがフィニッシュに持ち込んだが、GKマイク・メニャンが体でブロック。その後も圧力を強めるが、人数をかけてスペースを埋めたミランの守備をなかなか崩し切ることができない。64分にはバレッラとのワンツーで右サイドを突破したダンフリースの折り返しからラウタロがネットを揺らしたが、直前にボールがラインを割っていたとしてまたしても得点は認められなかった。
インテルは67分にヤン・アウレル・ビセックのヘディングシュートがポストを叩き、75分のヘンリク・ムヒタリアンの強烈なミドルシュートは枠外へ。82分にはバレッラの右CKに合わせたテュラムのシュートがポストを直撃するなど、チャンスは作れどネットを揺らすことができない。90+1分にはダンフリースのヘディングシュートがまたしてもポストを叩いた。
このまま試合終了かと思われた90+3分、ビセックが右から上げたクロスをニコラ・ザレフスキが胸で折り返し、ステファン・デ・フライが押し込みネットを揺らす。インテルが土壇場で追い付き、試合はこのまま1-1で終了した。次節、ミランは8日にアウェイでエンポリと、インテルは10日にホームでフィオレンティーナと対戦する。
【得点者】
1-0 45分 タイアニ・ラインデルス(ミラン)
1-1 90+3分 ステファン・デ・フライ(インテル)
【スタメン】
ミラン(4-3-3)
GK:メニャン
DF:ウォーカー、トモリ、パヴロヴィッチ、T・エルナンデス
MF:ムサ(78分 テッラッチャーノ)、ベナセル(A・ヒメネス)、ラインデルス
FW:プリシッチ(86分 チュクウェゼ)、アブラハム(78分 カマルダ)、R・レオン(85分 ガッビア)
インテル(3-5-2)
GK:ゾマー
DF:パヴァール(63分 ビセック)、デ・フライ、バストーニ(63分 C・アウグスト)
MF:ダンフリース、バレッラ、チャルハノール(63分 ジエリンスキ)、ムヒタリアン(76分 フラッテージ)、ディマルコ(76分 ザレフスキ)
FW:テュラム、ラウタロ
【PR】「ABEMA de DAZN」で
セリエAを堪能しよう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 セリエAをはじめ、ラ・リーガやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】セリエAは
「DAZN」が独占配信!
「DAZN」とは、スポーツファンが好きなスポーツをいつでもどこでも楽しめるスポーツチャンネル。「DAZNスタンダード」ならセリエAをはじめ、ラ・リーガ、Jリーグ、WEリーグ、国際大会に加えてプロ野球、バスケ、F1、テニス、ゴルフなど幅広いスポーツコンテンツを堪能できる。
支払方法は、①月間プラン:月額4,200円・税込、②年間プラン(一括払い):32,000円・税込(月換算約2,667円・税込)、③年間プラン(月々払い):月額3,200円・税込の3プラン。ご自身の楽しみ方に合わせてチョイスしよう!
- ① セリエA、ラ・リーガをはじめ様々なスポーツコンテンツが見放題!
- ② 見逃し配信やハイライトはもちろん、オリジナルコンテンツも充実
- ③ 年間プラン一括払いなら、実質1カ月2,700円以下で視聴できる!
【PR】セリエAを観るなら
「DMM×DAZNホーダイ」!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② セリエAをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
- ③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト